ベルリンで日々過ごしていると、オレンジ色のマークがついた段ボール箱を抱えている人をよく目にします。この箱は、オンライン通販会社Zalandoが商品用の箱です。
ヨーロッパでは、Zalandoを使ってオンラインで買い物をするのが、Amazonで買い物をすると同じくらい日常生活に馴染んています。私もつい最近初めてZalandoで買い物をしてみました。想像していた以上に便利で、これだけ人気なのも頷けます。
そこで、気になってZalandoのビジネスモデルまで調べてみたので、今回はZarandoでのショッピング体験から、ビジネスモデルまで一気に紹介したいと思います。
Zalandoとは一体?
Zalandoは、ベルリンに本社を置くオンライン通販会社です。オンラインビジネスに特化したスタートアップを次々と立ち上げるRocketInternetが出資者。
2008年創業なので、まだ10年ほどですが、ヨーロッパ15カ国に展開しています。売上は44億ユーロ、社員数は14,000人。産業が少ないベルリンにおいては、Zalandoは大きな雇用創出に貢献しているといえますね。
そもそもZalandoのアイディアは、アメリカの靴通販Zappos.comからきたもの。Zalando自体も最初は靴だけを取り扱っていましたが、服やバックなどファッション全体を取り扱っています。
日本で言えば、通販のZOZOTOWNみたいな位置付けです。
Zalandoで買い物してみよう
それでは、実際にZalandoで買い物をする流れをみていきましょう。まずは、Zalandoの通販サイトへいきます。
メインページから、お探しのカテゴリーを選択。今回は、靴のカテゴリーをみてみます。靴専用のページにいくと、メーカーや色、サイズ等で絞り込み検索ができるようになっています。
特定の商品ページにいくと、その商品の写真が数枚確認可能です。同じページから、色違いの靴まで見ることができます。購入するか考えたい場合は、「ADD TOWISHLIST(お気に入り登録)」をクリック。購入する場合は、オレンジのボタンを押します。
支払いに進みたい場合は、右上のショッピングカートのボタンをクリック。次の画面では、個人のアカウントにログインする必要があります。初めての利用の場合は、新しくアカウントを作りましょう。
アカウントを作成してログインすれば、支払い画面へと進めます。便利なのが、配送先オプションを選べること。DHLの商品保管ロッカーやお店での引き取り、もしくは特定の住所への配送が選べます。
こちらの人がよくやるのが、勤務先に商品を配送すること。家に送ってしまうと、受け取れない可能性の方が高いですよね。そこで、会社のオフィスに送ってしまうのです。私もオフィスに送りましたが、スムーズに受け取ることができました。
支払いは、クレジットカードやPaypalから選べます。商品は100日以内なら無料で返送可能なので、安心ですよね。
最後に
ヨーロッパなら、ほとんどの国でオンラインで買い物、商品受け取りができてしまうZarando。ヨーロッパ在住者には大変便利なサービスです。品揃えも豊富なので、わざわざ買い物に行かなくても、オンラインだけでサクッと買い物できてしまいます。
便利すぎて買いすぎには注意ですが。一度使ってみてはいかがでしょう?
ではでは。