ベルギー料理といえば、ワッフルやポテトフライが頭に浮かぶのではないでしょうか。間違っていませんが、もっとベルギー料理には美味しいものがたくさんあります。ベルギーは、美食の国とも言われているくらいですから!
そう思って、リサーチをして、ブリュッセルに乗り込んできました!色々と美味しいものが見つかりましたよ。今回は、ベルギー料理の魅力をブリュッセルのオススメのお店と共に紹介していきます。
1)ベルギーワッフル
ブリュッセルワッフルとリエージュワッフルの2種類があります。日本でもよく見かけるのは、リエージュワッフルタイプ。ブリュッセルワッフルタイプは、長方形型で、軽めの生地。リエージュワッフルは、卵型で、もっちりした生地。
ブリュッセルワッフルは、ブリュッセル以外で見かけないので(ブリュージュで見たワッフルは全てリエージュワッフルタイプでした。)、ブリュッセル滞在中に一度試してみるといいかも!
情報収集の結果、オススメされたお店は、Maison Dandoy。1階は、スタンディングカフェとディスプレイ。2階はカフェになっています。カフェで食べると、1ユーロ〜くらい高くなります。
中心部にあり、人気が高いこともあり、待つことは必至。日本人のお客さんも多いようで、メニューに日本語表記がありました 😃
ワッフルは、焼きたてじゃなくて、ちょっと残念・・。美味しかったのですが、焼きたてだったらもっと美味しかっただろうなあ・・。
他にもカフェで食べるワッフル以外にも、道端に沢山ワッフルスタンドがあります。トッピングなしのワッフルなら、1ユーロで販売されていることも。これらのワッフルスタンドは、手軽に食べられることから、購入する人が多く、比較的焼きたてを手に入れる事ができます。
Waffle Factory は、注文ごとに焼きたてワッフルを作ってくれますよ!
The Waffle Factory
Rue du Lombard 30, 1000 Bruxelles, Belgium
Maison Dandoy Tea room
Rue Charles Buls 14, Brussels 1000, Belgium
2 ) フリッツ
ベルギーといえば、ポテトフライ(Frit)も有名です。ブリュッセルの街中を歩いていると、至る所でFriterieというスタンドが目に入ります。ここで、焼きたてのポテトフライを買うことができます。
なぜ、ベルギーでこんなにフリットが人気なのでしょう?なぜなら、ポテトフライを発明したのは、ベルギーだと言われているからです。
一方、フランスは、フランスが発明したと言っており、それが「フレンチフライ」という名が幅広く知られている所以です。ベルギーで「フレンチフライください」というと、怒られるそうです・・!
フリッツには、ビンチェ種というじゃがいもが使われており、細切りにしたじゃがいもを油で二度揚げにしています。このじゃがいもが、フリッツの甘くてホクホク感に適しているそうです。
私たちも、リサーチを重ね、ブリュッセル内でもっとも「美味しい」と言われている人気Friterieへ行ってきました。ここは、ブリュッセルの少し郊外にあるので、トラムを乗り継いで40分くらいかかりました。
その人気店とは、「Frit Flagey」。私たちが到着したときにも、すでに行列が!ヨーロッパの人って、ほとんど並んでまで食べ物を買わないので、これは・・本当に美味しいという証拠だな、と期待が高まります。
ポテトは、スモールサイズと、ラージサイズの2種類があります。また、悩ましいのが、ソース!数十を超えるソースが用意されています。変わり種を試したいところでしたが、ローカルっぽい人たちがみんなマヨネーズを頼んでいるようだったので、無難にマヨネーズにしてみました。
ラージサイズのポテトフライは、手のひらサイズ大。焼きたてほかほかです。私は、普段ポテトフライを全く食べないのですが、このポテトフライは、無我夢中になって食べてしまいました。それくらい美味しかったです。カリっとしたポテトの皮と、フライの甘みがたまりません。
ブリュッセルにお越しの際はぜひ試してみてください。
Frit Flagey
住所:Place Eugène Flagey, 1050 Ixelles, Belgium
3)ムール貝
ベルギーの郷土料理のひとつといえば、ムール貝。レストランで注文すると、お鍋いっぱいに盛り付けられたムール貝が出てきます。ベルギー滞在中に一度は食べたい料理のひとつ。
旬は、秋から冬にかけてですが、春先5月でも多くのレストランでムール貝を提供していました。ブリュッセルの現地のガイドさんにオススメしてもらったのが、「Le chez leon 」。観光客にもよく知られているようで、日本人のお客さんもたくさんいました。:)
ムール貝は、セロリと一緒に蒸されて出てきました。スープにも、ムール貝の味が出てきていて、美味しい。付け合わせにはフリッツが付いてきます。
4) 小エビ
ベルギーで食べたい料理を調べていて、「食べてみたい!」と思っていたのが、灰色の小エビのコロッケ。ベルギーでは、この灰色の小エビをよく前菜やスープで使うのだそうです。
コロッケは、メイン料理のサイドディッシュとして付いてくることもあります。
気軽に食べたいなら、De Noordzeeで試すことができますよ。
De Noordzee
Rue Sainte-Catherine 45, 1000 Bruxelles, Belgium
5)ビールを使った料理
ビール大国であるベルギーは、ビールを使った料理も豊富。ビールを使ってお肉を調理するとお肉が柔らかくなるそうです。また、ソースにも、ビールを使った料理が多々見受けられます。
ブリュッセル市内の人気レストランNüetnigenoughで、ビールを使ったソースの肉料理を食べてみました。ビールの味はそんなにしませんでしたが、コクがありお肉とよく合いました。
Nüetnigenough
Rue du Lombard 25, 1000 Bruxelles, Belgium
6)チョコレート
ベルギーでは、チョコレートも欠かせません!Leonidasといった世界的ショコラティエは、ベルギーが発祥です。チョコレートは、日持ちもするので、お土産にも最適ですね。
また、ベルギーで飲むホットチョコレートは、ココアパウダーではなく、ベルギーチョコレートにミルクを注いだものを出してくれます。手軽にベルギーチョコレートを試すには、ホットチョコレートがオススメです。
7)キュベルトン(Cuberdons )
ベルギーの伝統お菓子、キュベルトン。三角の形が可愛らしいでしょ?これ、グミなんです。中には、フルーツのシロップが詰まっています。
お味は、フランボワーズやアプリコットなどさまざま。味に合わせて、色も変わるので、お店には色とりどりのキュベルトんが並んでいます。パックのものだけではなく、量り売りでも購入できます。
まとめ
ベルギーは、美食大国とも言われるくらい、豊富な食文化を持つ国です。ベルギーへ旅行すると、胃がもたなくなるかもしれません。(私は実際にお腹を壊しました・・笑) お腹とお財布と相談しながら、美味しいものを楽しんでみてくださいね!
ではでは。