ハルツ地方にある街ターレ(Thale)は、ドイツのかの有名な詩人であり作家であるゲーテが愛した自然溢れる街でもあります。私は、ハルツ地方旅行中に、ターレでハイキングを楽しんできました。今回は、知られざるターレの魅力を詳しく紹介していきます!
ターレってどこにあるの?
ターレは、北ドイツの真ん中、サクソニーアンハルト州にあります。ハルツ山地の北部に位置し、ボーデ峡谷が豊かな自然を生み出しています。ターレ自体は小さな街ですが、豊かな自然に囲まれており、ハイキングを楽しむには最適の街です。
ボーデ峡谷のハイキング道は、ドイツ人文豪ゲーテが愛した道でもあり、「ゲーテの道(Goetheweg)」と名付けられています。
ターレでハイキング
やはりターレまで足を伸ばしたらハイキングを楽しみたいところです。ターレ中央駅には観光案内所が併設されており、ここでターレ近郊の地図を購入できます。(2.95ユーロ)
ゲーテの道を含み、隣町のトレスブルク(Treseburg)まで行くコースで約17キロです。グルッと1周して、ターレまで戻ってくる感じ。所要時間は約5時間。Treseburgからバスに乗ってThaleまで戻ってくることも可能です。詳しい情報は、ハイキング情報ウェブサイトoutdooractiveまで!
このゲーテ道の前半は、結構急な登り道を含みます。登るのは、辛いなあーという方には、ゴンドラを使う手もあり。山の頂上Hexentanzplatzまでゴンドラで行くことができます。今回私は利用しませんでしたが、ゴンドラからは美しい景色が見れること間違いないでしょう。
ターレへの行き方
ハルツ地方の移動には、HarzElbeExpressが便利です。ターレは、HarzElbeExpressを利用してクヴェトリンブルグから約10分。
電車以外にもバスを利用して近郊の街から訪問することもできます。ハルツ地方の宿泊施設に泊まると、宿泊税2.5ユーロを支払うことになるのですが、その代わりにローカルのバスに滞在期間中乗れるクーポン(HARZER URLAUBS-TICKET)がもらえます。
ターレでどこに泊まる?
ターレでハイキングを楽しむなら、丸1日は欲しいところなので、ターレか、クヴェトリンブルグといった近郊の街に泊まると良いでしょう。ターレは小さな街ですが、いくつか宿泊施設があります。オススメの宿泊施設をまとめてました。
Schlosshotel Stecklenberg
ターレから車で5分のところにあるお城ホテル。リッチな気分を味わえるホテルです。
ゲーテ道の入り口付近にあるゲストハウス。ハイキングを楽しみたい人には便利は立地です。レストランも併設されていて、私はハイキング後にここでビールを頂きました。ハイキングの後のビールは最高ですね!
最後に
自然をたっぷり味わえるターレ。ドイツの近郊都市から週末旅行で訪れても、じっくり楽しむことができます。ゲーテも愛したこの自然を堪能してみてはいかがでしょうか。