2週間スペイン語留学日記、とうとう最終編になりました。
2週間の留学とはいえども、祝日があったことから、語学学校TANDEMに通えたのは9日間。それでも、みっちり勉強できたし、自分の課題も見つかり、かけがえのない時間になりました。
個人的に言うと、スペイン語は本当に好きで勉強しているから楽しいんですよね。英語が嫌いな人って多いと思うんですけど、それは英語は勉強しなくちゃいけないものだって概念があるからだと思うんです。必要なことは必要なのですが・・
一方、スペイン語勉強している人って、純粋にスペイン語が好きで勉強している人が多いのではないかな、と思います。好きな言語を勉強するなら、その国で勉強するともっと言語が好きになるし楽しくなるな、と今回の留学で思った次第です!
【スペイン語留学7日目】女子トークで盛り上がる!?
Javierの授業では、嫌いなものを表現するフレーズの復習をした。You tubeを使って、男性が女性のうんざりするところをつらつらと語るという動画を見る。男性の語り口が、かなり熱がこもっていて面白い(笑)
もちろん、楽しんで見るだけじゃなくて、男性だ女性のうんざりとする点を聞き取りする。話されるスペイン語のスピードが早くてほとんど聞き取れない・・。動画で話されていたのは中南米のスペイン語だったのだけれど、アクセントが違うからなおさら・・。うう、早くネイティブが話す普通のスピードの会話を聞き取れるようになりたい。
授業で使われたYou tubeの動画が見つからなかったので、同じような種類の動画をはりつけます。この動画では、女性が恋人の男性にうんざりする点が紹介されています。スペイン人のスペイン語だから、こちらの方が少し聞き取りやすいかも。
動画で聞き取りの後は、今度は男性に対してうんざりするところという題目で例文を作った。生徒はみんな女性なので、男性のどんなところにうんざりするかで話は大盛り上がり(笑)唯一、先生のJavierだけ肩身を狭そうにしていた・・ハハハ。
おかげで新しいフレーズもしっかり頭に入った!スペイン人男性にうんざりした時はこのフレーズを使おう。
【スペイン語留学8日目】労働について考えよう
今日の授業は、「労働について」。労働環境というトピックで新しい単語と文法を勉強した。特に興味深かったのが、「cindicato (labor union / 労働組合)」。日本では会社毎にあるイメージがあるけれど、スペインでは各会社以外にも独立した労働組合があるらしい。労働者の発言力の違いを感じる・・。
続いて、自分にとって労働環境において耐えられないことを、今日習った文法を使って例文を作った。私が作った例文がこちら。
- Es inaceptable que tenga ningun vacacciones. (休みが全くないのは耐えられない)
- Es inaceptable que trabajés sin contracto.(契約なしで働くのは耐えられない)
この表現をマスターできれば、より表現できる事柄が増えるはず。他にも使ってみて、自分のものにしなきゃ。
【スペイン語留学9日目】スペインの誕生日パーティーに驚き!
授業の前半には、好きなお祭りについて話した。ドイツ人のMiaは、クリスマスを、中国人のSandraは地元山東省で8月に開かれるビールのお祭りについて話した。中国人Sikiは、春節、アメリカ人Sabineは独立記念日。私は、日本のお正月をあげてみたけれど、「餅」をスペイン語でどのように説明すればいいのかわからなくて困った・・。
後半のトピックは、スペイン人の誕生日の祝い方について。スペイン人が誕生日にパーティーを開くという短編マンガを読んだ。そこで、各国と違うと思った事をディスカッションした。日本とは違うな〜と思ったのは以下の点。
– 誕生日の本人が誕生日パーティを開催する。
– 深夜にもかかわらず、友達に誕生日パーティーのお誘いの電話をかける(マンガの中では、22時半と23時に立て続けに友達に電話をかけてた。ドイツ・中国・アメリカのクラスメイト達は「それは遅すぎでしょ」と同意見だった)
– 招待客全員で料理を作る(マンガの中では、招待客全員で、パエージャを作ってた。日本のパーティーは、ホストが料理を用意する場合が多いと思うけれど、スペインのようにみんなで料理するのも楽しいのかもね。)
– 招待客は、それぞれ自分の故郷特産のソーセージやオリーブオイルを持ち寄ってプチ自慢する。(先生曰く、スペイン人はパーティーのときに地元の特産品を持ち寄ることが多いのだそうだ。)
・・・でも、残念ながら誕生日の人への誕生日プレゼントはなし。それはちょっと寂しいなあ。
以前の授業でスペイン人のバカンスの過ごし方を話した時も思ったけれど、スペイン人って本当にマイペースだなあ・・
授業が終わると、先生やクラスメイト達にお別れの挨拶をして、授業終了1時間後には慌てて空港に向かいました。こうして、私の2週間のスペイン語留学は終わったのでした。
最後に
午前中にはみっちりとスペイン語を勉強し、午後には美術館に行ったり、カフェで勉強したりと、マドリードとスペイン語を存分に満喫した時間でした。以前3ヶ月かけてスペイン国内を旅行した時とは違い、スペイン語と真正面から向き合ったことで、自分の中でのこれからの課題を見つけられたことが一番の収穫です。
スペイン語を教えるプロにスペイン語を教えてもらえるということ、そして世界から来た同じ志を持つ仲間と勉強できるってことはすごく刺激になるし、モチベーションが上がります。短期留学でも、得るものはかなり大きいな、と。
時間とタイミングが合えば、またスペインで勉強したいなあ。とにかく、これからは身につけたスペイン語をさらに向上させていきます!
ーー2週間スペイン語留学の日記はこちら
怒涛の2週間スペイン語留学![日記1〜3日目]
怒涛の2週間スペイン語留学![日記4〜6日目]
ーー私が通ったスペイン語学校TANDEMの先生にインタビューしました!
スペイン語学校の先生にインタビューしてみた。彼らがイキイキ働く理由とは?
*Thank you to TANDEM for supporting my study in Madrid. The opinions expressed in the blog are my own.