ちょっとした空いた時間ができたので、スペイン語力を伸ばしたいと思い立ち、スペインはマドリードで2週間・スペイン語学学校へ行くことに。
11月最終週に思い立ち、12月1日にLCCでマドリードへ旅立ち、12月2日よりTANDEM Escuela Internacional Madridへ通い始めました。
今回のスペイン留学では、今まで独学で続けてきたスペイン語の実践力を磨こうと思っています。みっちりスペイン語を勉強し、がっつりスペイン生活を楽しむ2週間を日記形式でご紹介していきます。
【スペイン語留学1日目】いきなりカラオケパーティ!?
初日なので、迷子にならないようにと早めに家を出ました。授業は9時半からですが、初日は15分前に行き、担当のEmilに学校内を案内してもらいました。
9時半が近くなると、続々と生徒が登校してきます。数日前に自宅で受けたテストの結果で、私は「B1クラス(中級)」に振り分けられました。
2年程断続的にスペイン語を勉強し続けているとはいえ、学校でスペイン語を勉強したのは既に1年前のこと。スペイン語で行われる授業の内容についていけるか不安・・。B1クラスは、アメリカ人・フランス人・ドイツ人・中国人二人と私の6人だそうです。
1コマ目の授業は、動詞の活用形のジグソーパズルのゲームから始まりました。ゲームのパートナーは、アメリカ出身のSarahです。彼女は、日本にも4年住んでいたので、日本語話せるらしい!でも、学校内ではスペイン語で話します。二人で力を合わせて、ジグソーパズルの空欄を埋めました。
ゲームの後は、前日の授業で出された宿題「各国の戦争についてスピーチ」が行なわれました。フランス人Brunoは、1954−1962年に起こったアルジェリア独立戦争についてスピーチ。ところどころは聞き取れたものの、スピート内容を理解しきれず、今後授業についていけるかの不安が高まります。
その後、アメリカ人Sarahは、ドイツ生まれのおばあちゃんが第二次世界大戦時13歳のときにアメリカに移民したときの話をスピーチしました。これは結構聞き取れてホッとしました。
1コマ目の授業は9時半から11時まで。30分の休憩を挟んで、2コマ目は11時半から始まります。フランス人Brunoが明日が最終日になるので、お別れパーティーを兼ねたカラオケが行われました。各自お菓子を持ち寄り、教室内が一気に華やかな雰囲気になりました。
もちろん、カラオケといっても、すべてスペイン語の曲です。各自が自分が好きなスペイン語の曲をYou Tubeで流し、好きなように歌ったり踊り始めまました。
正直知らない曲ばっかりだったので、スペイン語の曲を知るには良い機会でした!どんな曲を歌ったのかちょっとご紹介。
このカラオケパーティーで聞いた曲を今も聴きながら日記を書いています。スペイン語の勉強にはもってこい。ぜひ試しに聞いてみてください!
一通りスペイン語の曲を歌った後はテキストに戻りスペイン語の勉強をしました。2コマ目は1時で終了。授業の後には、またYou Tubeで好きなスペイン語の曲をかけて、カラオケが始まりました。(笑)みんなカラオケが好きなのね〜
【スペイン語留学2日目】がっつり勉強!
1コマ目の授業は、アルゼンチン出身のMarvelの授業でした。テキストに従ってチリ人女性作家イサベル・アジェンデについて。私は、彼女のことを知らなかったけれど、ラテンアメリカではもっとも人気のある小説家の一人らしいです。
彼女は、チリ人だけれど、ペルーで生まれ、その後ボリビアやベネズエラに住んだりと、各地を転々としていたそう。その人生も、山あり谷ありなもので、自身の半生を元にして書いた「精霊たちの家(La casa de los espíritus)」が特に有名です。
授業中は、彼女のバイオグラフィーを勉強したり、彼女の著作を読んでみたり、映画化された精霊たちの家(La casa de los espíritus)」の動画を見たりしました。スペイン語の勉強に、イサベルの著作読んでみようかな?
【スペイン語留学3日目】休憩中はタパスで腹ごしらえ
今日の授業は、昨日の続きから。新しい文法を教えてもらって、それを使った例文の練習を中心に行います。今日は、中国人クラスメートSandraとSikiと私の3人だけだったので、たくさん話さざるを得ない状況に。
昨日までは、自分のスペイン語の自信の無さから教室内で縮こまっていたけれど、クラスメートの二人が習った文法や単語を使ってどんどん発言していくのを見て、「たった2週間しかないのに、話さなかったらもったいないな!」と思い、心を入れ替えガンガン話すことに。
まだまだ間違ってばかりだけど、学校では先生が細かい間違いをしっかり直してくれるので、話したほうが良い練習になるし、勉強にもなる。
1コマ目の後、SandraとSikiと休憩の時間に、近くのカフェへ。カフェオレと、タパスとしてトルティージャ(じゃがいも入り卵焼き)を頼む。タパス(おつまみ)なのに、巨大なトルティージャが出てきた!
SandraとSikiは、中国で大学を卒業し、スペイン語を勉強するためにマドリードにやってきたらしい。今は、スペイン人家族の家にホームステイしながら、子ども達に中国語を教えているとのこと。子ども達に中国語を教えるのはなかなか大変・・とこぼしていました。
巨大トルティージャにかぶりついていたので、少し次のコマの授業に遅れてしまった。2コマ目のの先生はAna。典型的なスペイン人!という感じで、いつもニコニコしていて明るい人柄が魅力的。Anaの授業は、ジョークも混ざっていつも楽しい。
ところで、スペインって、スイスに次いでヨーロッパ内で2番目に山が多い国なんだって!知ってました?
スペインといえば、海やビーチのイメージが強いけれど、実はたくさん山や自然公園があるんです。スペイン語の授業では、ただスペイン語を勉強するだけではなく、スペイン語圏の文化についての新しい知識も仕入れられるから嬉しいなあ。
来週の月曜日は祝日の為語学学校がお休みになるので、たくさん宿題が出ました。長い週末になるので、しっかりとスペイン語を勉強しよう!
TANDEM Escuela Internacional MadridのFacebookページで、私のことをご紹介していただきました!