台北観光の二大目玉スポットといえば、故宮博物院と台北101ではないでしょうか。
どちらも、台北に行くなら一度は行きたい場所です。
MRTで移動すると1時間以上かかる二つの観光名所ですが、車を使えば、移動が簡単に。今回は、送迎サービスを使い、二つの観光名所を便利に観光する方法を紹介して行きます。
故宮博物院とは?
故宮博物院は、台湾最大級の博物館。600万以上の古代中国からの美術品が所蔵されています。
特に有名なのが、白菜と豚の角煮(肉形石)の彫刻。精巧に作られており、パッと見、本物と見間違えるくらい。
台湾最大級だけあり、広大な博物館。市内中心部から少々離れており、例えば、台北101から故宮博物院までMRTで行くには、1時間以上かかります。
移動付きのツアーに参加するか、送迎バスを利用すると便利です!
台北101とは?
台北市信義区にある101階建ての高層ビル。高さは、509.2メートル。頂上部分に観覧部分があり、台北市内を一望できます。
下の部分は、ショッピングセンターになっており、有名な鼎泰豊のお店なども軒を連ねていますよ。
送迎付き台北101・故宮博物院プラン
そこで、私たちは台湾の旅行会社KKdayの台北101+故宮博物院:KKdayエクスプレス直通送迎 / セット入場チケットを利用しました。
直通送迎は、台北101と故宮博物院を1時間間隔で走っており、30分ほどで移動することができます。台北101からMRTで故宮博物院に行こうとすると、1時間はかかるので、車で移動するとかなり楽です。
このプランでは、片道・往復の送迎だけを購入することも可能ですし、片道・往復の送迎付きかつ台北101と故宮博物院のチケットがついたプランもあります。
KKdayで事前にプランを購入しておけば、日本のクレジットカードで日本円で決済できちゃうので、外貨両替手数料を払う必要はありません。これも念頭に入れると、このプランはお得だしとても便利だと思います!
プラン購入方法
それでは、このプランの購入の流れを見て行きましょう。まずは、該当の「台北101+故宮博物院:KKdayエクスプレス直通送迎 / セット入場チケット」へ。
利用日と、利用したいプランを選択します。おすすめは、往復送迎かつ台北101と故宮博物院のセットチケットがついたプランですが、移動手段として使いたい場合は送迎だけ使ってもいいかと。
希望のプランを選んだら、次のページへ。ここで、利用者の情報を記載していきます。
お支払いは、クレジットカードで。日本のクレジットカードを利用すれば、日本円で支払い可能です。
お支払いが完了すると、QRコード付きのバウチャーが登録メールアドレスに送られてきます。
このQRコードを利用して送迎バスに乗車もしくはセットチケットへの交換をしますので、無くさないようにしてくださいね。
当日の流れ
それでは、当日の流れを見ていきましょう。セットチケット付きの場合と、送迎バスのみ利用する場合で、流れが少々異なります。
送迎付きセットチケットを利用する場合
片道・往復送迎に関わらず、台北101でセットチケットを受け取る必要あり。台北101ショッピングセンター5階にある展望台チケットカウンターへ行きます。エスカレーターを登って、5階へ。
展望台チケットカウンターに着いたら、担当者にQRコードを提示しましょう。
送迎バス利用の引換券、台北101と故宮博物院のチケットに引き換えてくれます。
ここのまますぐに台北101に登っても良いですが、夕焼けや夜景を見たい方は、まず故宮博物院へ行き、後で台北101に登っても良いかと。私たちは、往復送迎を利用し、故宮博物院の後台北101に登りました。
送迎バスのみ利用する場合
次に、送迎バスのみを利用する場合。台北101の展望台チケットカウンターまで行く必要はありません。
バスの乗り場は、台北101の外にあります。地図に従って行くと、乗り場の前に、看板が。
乗り場に行くと、シャトルバスが停まっています。
時間になると運転手さんがやってきますので、バウチャーに記載されているQRコードを見せてください。
これで、乗車できます。
送迎バスは、運行本数が限られているので、運行時間を確認して、利用するようにしてください。
私たちが利用した時は、1日に各6本運行でした。
故宮博物院に行ってみて
送迎バスに乗って、故宮博物院に到着。台北101で交換したセットチケットを提示し、すんなりと博物院の中に入れました。
オーディオガイドを利用したい場合は、別途購入する必要ありです。
故宮博物院は、とにかく広大。できれば、オーディオガイドを借りるか、ガイド付きで見学した方が楽しめると思います。
私たちは、ガイドを借りずに、有名どころを廻ってみました。
そうです、豚の角煮(肉形石)です。私たちが訪問した時は、もう一つ有名な白菜は、貸出中でいなかったので、豚の角煮だけは見ようと思っていました。
噛んだら、肉汁が溢れ出そうなくらい、精巧な作りの豚の角煮です。
他にも、美しい陶器を見学しました。
じっくり見るなら、1日あっても足りないくらい、故宮博物院は広大な博物館です。私たちは、駆け足で見て周り、滞在時間が約1時間半でした。
台北101に行ってみて
故宮博物院から帰りの送迎を利用し、台北101に戻ってきました。
5階の展望台チケットカウンターに戻り、今度は台北101の展望台まで登ります。
台北101は、観光客の購買意欲をうまく刺激するのに長けていて、台北101セットチケットにはたくさんのクーポンが付いてきて、エレベーターに登るまでにはたくさんのおみやげ屋さんを通って行くようになっていました。
東京スカイツリーの展望台に登った時、そこまで力が入っていなかったので、違いを感じましたね。でも、店員さんの押しは強くないので、安心してください。
エレベーターで、展望台まで登っていきます。私たちは、夜に登ったので、夜景を鑑賞することができました。
一番興味深かったのが、台北101に施されている耐震構造。この円球(チューンドマスダンパー)が、地震があった際の衝撃を吸収してくれるのだそうです。
実際に台北で地震があった際の、この円球の画像を見ることができます。高層ビルの耐震構造を間近でみれる機会なんて早々にないですよね。
終わりに
今回は、送迎付きで台北101と故宮博物院をまとめて観光してみました。
約10年前に台湾に旅行した時は、このようなサービスがなく、故宮博物院に行くのが遠くて大変だった思い出があります。
それが、今回は送迎シャトルバスで移動し、時間と労力を節約することに成功しました。
便利に観光したい場合は、このように便利なサービスを上手く使っていきたいですね!
台北101+故宮博物院:KKdayエクスプレス直通送迎 / セット入場チケット
台北101単体のチケットも事前購入できますよ。
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ではでは。