台湾といえば、台北や高雄といった大都市だけではなく、風光明媚な観光地もあるんです。その一つが、日月潭。台湾最大級の湖で、北側が、太陽の形、南側が月の形に見えることから、日月潭と呼ばれています。
日月潭は、湖を囲む様に見所があるのですが、車がなくても観光できる様に、周遊チケットが用意されているんですよ。今回、私達は周遊チケットを有効活用して観光してきたので、詳しく紹介していきます。
周遊チケットを購入
私達は、台湾新幹線で台北駅から台中駅へ移動。台中駅の中に、日月潭行き向けの観光案内所があり、そこで日月潭の周遊チケットを購入できます。
ここで、台中駅ー日月潭のバス往復に、民俗文化村行きのロープウェイ、観覧船乗車券、日月潭1日バス乗車券がついた周遊チケット(赤色)を買いました。
日月潭に、台北や他の都市から直通のバスで行く方は、台中駅ー日月潭のバス往復が付いていない周遊チケット(緑色)もあります。
台中駅発着で日月潭を観光するなら、この周遊チケットはかなり便利だと思いますよ。
日月潭観光ルート
台中駅で周遊チケットを購入したので、チケットを利用して日月潭を観光していきましょう〜。
今回は、水社遊客中心から、右回りで、玄光寺まで足をのばします。
まず始めに
台中駅から日月潭行きのバスに乗ると、水社遊客中心でバスが停まります。ここを起点に日月潭の観光の始まりです。
日月潭内の観光スポット間の移動は主に周遊バスと観覧船。周遊バスは、初回の乗車時に、周遊チケットの該当部分を提示すると、1日券に交換してもらえます。次からの乗車時は、この1日券を見せれば大丈夫。
観覧船も、いくつかの会社が運行していますが、一つの会社に周遊チケットの該当部分を渡せば乗れます。一応1日乗り放題らしいですが、代わりのチケットはもらえませんでした。でも、2回目は1回目に乗った会社と同じ観覧船に乗り、特にチケットの提示は求められませんでしたが・・。
バスより観覧船の方が、カオスな感じでした。でも、日月潭は広大な湖なので、観覧船から見る景色も良い感じなので、是非観覧船も乗ってみてください!
文武廟
日月潭の北側にある廟。高台に建っているので、登ると日月潭を一望することができます。
ロープウェイに乗る
次の停車地は、民俗文化村へと行くロープウェイ。周遊チケットに民俗文化村の入場は含まれていませんが、往復ロープウェイに乗れます。
民俗文化村は、観光するなら1日たっぷりあった方が良さそうと思い、今回はパスしました。民俗文化村のチケットを買うと往復ロープウェイも付いてくるので、観光する予定の方は、周遊チケットを買うのとどちらがいいのか比べて見るといいと思います。
ロープウェイは、緑色の機体のものは、足元が透明。個数が、他の色の機体よりも少ないので、別途列を作って待つことになります。
私たちが訪問した時は、待ちのお客さんが少なかったので、ほとんどが緑の機体の乗り、乗り合いではなく、各グループで乗せてもらえました。混んでいる時は、乗り合いになり、待ち時間も長くなるそうです。
これが、ロープウェイからの景色。晴れていたので、景色を楽しめました。
足元からも下の景色を見れますが、正直そんなに見るものはありませんでしたが・・。
民俗文化村に着くと、お土産を売るショップがありましたが、ササッと見て、折り返しでロープウェイに乗って帰ってきました。
伊良部
伊良部は、日月潭周辺で栄えている場所の一つで、レストランや宿泊施設があります。ロープウェイ乗り場からは、散歩道があり、そこを歩いていけば、10分もかからずに到着。
私達はここでランチを食べ、日月潭の名物である紅茶を飲みました。
日月潭の周辺では、お茶が栽培されており、カフェでその紅茶が飲めるんです。紅茶自体は、さっぱりとした味わいでした。
玄奘寺
伊良部の次は、玄奘寺が観光スポット。でも、伊良部より先は周遊バスの本数がグッと少なくなるので、どこに停まって観光するかを検討する必要があり、私達は玄奘寺は飛ばすことにしました。
慈恩塔
玄奘寺の次にバスが停まるのが、慈恩塔入り口。バス停から、10分ほど歩くと、パゴダが。
もちろん、この慈恩塔にも登れます。全部階段ですが。最上階からは、180度日月潭を見渡すことができました。
文武廟、ロープウェイ、慈恩塔と色々な角度から日月潭を堪能できて満足です。
玄光寺
最後に向かうのが、玄光寺。ここの煮卵が有名です。ひっきりなしに人がやってきては、煮卵を買っていきます。私も食べて見ましたが、味がしみてて美味しかったです。
玄宗寺からは、観覧船に乗って、伊良部に戻り、伊良部から水社遊客中心に戻りました。
夕日
日月潭は、台中から日帰りで訪れることも十分に可能ですが、夕日と朝日を鑑賞するなら1泊するのがおすすめです。
観覧船に乗っているときに夕日の時間になりました。オレンジ色に染まった湖はロマンティックでしたよー。
日の出
宿泊した翌朝は、早起きをして朝日を見にいきました。起床時間は、5時半。宿のオーナーさんが、日の出鑑賞スポットに連れて行ってくれました。
30分ほど経つと、徐々に空が明るくなってきて、山の後ろがオレンジ色に染まってきます。そして、山が湖面に写り、ひし形のような形に!
キレイですよね〜。
何を食べる?
筍
竹筒飯
竹の中に、もち米の炊き込みご飯が入ったもの。日月潭の名物料理で、大体どこのレストランでも食べられると思います。
筍チーズ
私たちが食事をしたレストランでは、筍にチーズをのせた料理を試すことができました。筍が新鮮だからか、臭みもなく、柔らかくて美味しかったです。
魚料理
日月潭のレストランでは、魚を一匹丸焼きで提供しています。私は、訳あって魚料理を食べられませんでしたが、魚料理見ているだけでも美味しそうでした〜。
どこに泊まる?
私たちが宿泊したのは、台中と日月潭を往復するバスが停まる水社遊客中心にあるMeiJunHouse.。素朴な宿ですが、オーナーさんがとても親切で、朝には無料で日の出ツアーに連れて行ってくれます。
日月潭は、台湾人の人にとってリゾート地でもあるので、高級宿泊施設もありました。日月潭を望むお部屋に泊まるのもいいですねえ。
終わりに
日月潭は、ゆっくり過ごすには最高の場所です。今回は、バスト遊覧船で湖周辺を周りましたが、大部分で自転車道も舗装されていたので、レンタルサイクルでサイクリングしても気持ちいいだろうなあと思いました。
日月潭に行くなら、日の出もお見逃しなく!
ではではー。