スプリット観光！必要日数・予算と観光名所を巡るモデルコースの紹介

クロアチアのビーチリゾートの中でも１・２を争う人気の街スプリット。ダルマチア海岸沿いにあり、ダルマチア諸島群への玄関口でもあります。

スプリットの街の中心には、ローマ帝国のディオクレティアヌス帝が４世紀に建てた宮殿があり、街全体がまさに遺跡のよう。

今回は、そんな魅力溢れるスプリットを実際に訪れるにあたって、必要な情報をまとめて紹介していきます。

スプリットに必要な日数は？

私たちは、スプリットに１日だけ滞在しました。ディオニソス宮殿を見てあとはゆっくり過ごすだけなら、１日でも十分に楽しめるかと思います。壮大なる滝のあるクルカ国立公園や青の洞窟に訪問したいのであれば、スプリットを拠点に数日滞在することも可能です。

スプリット観光に必要な予算は？

クロアチアの海岸沿いの街、そして島の物価はおしなべて高めです。今回クロアチアをザグレブからドゥブロヴニクまで周りましたが、首都のザグレブが一番物価が安く感じました。ザグレブの物価が本来のクロアチアの物価で、海岸沿いの街の物価は観光客の流入で上がってしまっているんでしょうね。

スプリットもやはり観光地なので、物価はそこそこ高かったです。感覚としては、日本より高めで、イタリアの観光地を旅行するのとほぼ変わらない感じ。

宿泊費は、３つ星ホテルで１泊１万５千円から２万円程度。食費は、普通のレストランで食事をして一人１,５００円から２,０００円程度です。

スプリット観光モデルコース

それでは、スプリットの観光モデルコースを見ていきましょう。

スプリットのメインストリートを歩く

ヤシの木が立ち並ぶメインストリート。オープンテラスのあるカフェレストランが立ち並んでいます。テラス席に座って行き交う人々を眺めながら、優雅に朝食なんていかが。

ディオクレティアヌス宮殿を見学する

スプリット旧市街の中心地には、古代ローマの遺跡ディオクレティアヌス宮殿があります。３世紀末から４世紀はじめに、古代ローマ帝国のディオクレティアヌス帝によって建てられたものであり、この時代の遺跡でこれだけ保存状態の良いものはなかなかないそう。

現在は地下にあたるディオクレティアヌス宮殿の中に入ることができ、見学することができます。宮殿の中には、石で作られたオリーブ圧搾機もありました。数千年前からオリーブオイルがここで製造されていたんですね。

ディオクレティアヌス宮殿の外に、円柱で囲まれた広場があるのですが、ここはカフェになっており、石畳の階段に座ってドリンクを楽しむこともできます。

スプリットは、ディオクレティアヌス宮殿があることからわかるように長い歴史があります。もっとスプリットの歴史を知りたい場合は、ガイド付きウォーキングツアーに参加するのもオススメ。

ビーチへ行こう！

スプリットは、ビーチリゾートでもあるので、ビーチもたくさんあります。車があれば便利ですが、バスを使って訪れることも可能。

Bacviceビーチ
スプリット旧市街から一番近いビーチ。ビーチ自体は広いのですが、訪れる人も多いので、６月の時点でビーチは混雑状態。ビーチにはたくさんデックチェアが出されており、１日８０クーナ（約１５００円）でレンタルできます。ビーチは砂浜です。

Beneビーチ
他のビーチは、スプリットの旧市街から出ているバスで訪れることができます。ベーネビーチへは、スプリットの旧市街のバス停から出ているバス12番に乗って訪れることが可能。

ベーネビーチは、砂浜ではなく、岩場のビーチです。Bacviceビーチに比べれば人は少なめ。ここでカヤックを楽しむこともできます。

スプリットでどこで食べる？

スプリットは、観光地なので、なかなか「これぞ・・！」というレストランには出会えませんでした。観光客向けのレストランが多いので。その中で、唯一「これは美味しい！」と思えたクロアチアならではの料理が、こちらのチェヴァプチチ料理のお店です。

Kantun Paulina

チェヴァプチチのサンドウィッチ店。チェヴァプチチとは、バルカン半島の諸国で食べられている挽き肉ソーセージ。クロアチアでは、よくこれをピタに挟んで食べられています。

スプリットでどこに泊まる？

スプリットでは、旧市街に泊まるのが便利。レンタルアパートメントの方がホテルより少し経済的な場合が多いです。

ホステルドボル
私たちは、ドミトリーとプライベートルームがあるホステルに泊まりました。新築らしく、ピカピカのお部屋で満足。朝には、フルーツも含む朝食が提供されます。

最後に

フヴァル島やコルチュラ島といったダルマチア諸島を訪れるなら、スプリットを拠点にしてみるのも良いかもしれません。スプリットは、街全体が遺跡であり、歩いているだけでローマ帝国の名残を感じることができますよ。

ではでは。