スペイン語での挨拶の仕方を知っていますか?スペイン語の勉強を始めるなら、まずはスペイン語の挨拶から勉強しましょう!挨拶は、簡単なものが多いので覚えやすいはず。
今回は、1日の生活で使うスペイン語の挨拶を紹介していきます。耳にした表現もあるかもしれません!それでは、行ってみましょう〜
1日の挨拶
朝: Buenos días. (ブエノス ディアス) ー おはよう!
Buenosは「良い」、díasは「一日」という意味。スペイン語では、「良い一日を!」が朝の挨拶になるのですね。
昼:Buenas tardes.(ブエナス タルデス) ーこんにちは!/こんばんは!
tardesは、午後の意味。正午から夜にかけての挨拶では、Buenas tardesを使います。日本語では、「こんにちは」と「こんばんは」に当たる表現です。
夜:Buenas noches. (ブエナス ノチェス) ーおやすみなさい!
nochesは、「夜」という意味。「こんばんは」の意味を指すかと思われますが、スペイン語では就寝前の挨拶として使われるので、「おやすみなさい」の意味を持ちます。
例えば、夜友達と会って別れるときには、「Buenas noches」と言って別れます。
1日共通:Hola
1日共通で使える表現が、Hola!です。日本語だと適切な表現がないですが、英語の「Hello! / Hi! 」といった時間帯関係なく使える挨拶と同じように使います。とても便利な表現なので、スペイン語を話す人と会ったらまずは元気良く「Hola」と挨拶してみてくださいね。
別れの挨拶
出会いがあれば、別れもやってきます。別れの挨拶は、別れの重さによって変わってきます。別れの重さというのは、またすぐに会えるのか、しばらくは会えないのか、といった具合です。
Hasta luego (アスタ ルエゴ) ー またね
Luegoは、「後で」という意味があります。また会う予定がある場合、こちらを使います。
Hasta pront (アスタ プロント)ーまたね
Prontは、「すぐに」という意味があります。またすぐに会う予定がある場合に使われます。
Hasta ahora (アスタ アオラ) ーまた後でね
Ahoraは「今」という意味。またすぐに会う予定がある場合に使われます。
Hasta mañana(アスタ マニャーナ) ーまた明日ね
Mañanaは、「明日」という意味。明日会う予定がある場合に使われます。
Adios (アディオス) ー さようなら
もっとも一般的な挨拶の表現です。この挨拶は、特に次に会う日が決まってなかったり、しばらく会うことがないかもしれない場合にも使われます。
スペインの挨拶の習慣
スペインでは、挨拶のときにボディタッチが生じます!
基本的な挨拶時のボディタッチ:
女性同士、男性・女性で挨拶をするとき 両ほっぺをお互い触れ合わせる、「頬ぺったんこ」(相手の左頬に自分の右頬を当て、次に相手の右頬に自分の左頬を当てる)
男性同士:握手(親しい仲の場合は、ハグの場合もあり)
最初、このボディタッチの挨拶文化になれるまでは、結構大変かもしれません。筆者もなれるまでは、緊張して自分から挨拶することがなかなかできませんでした。ボディタッチの少ない日本人にとってみると、恋人や家族以外の人と頬を合わせるなんて!と考えられないものですが、慣れると何とかなるものです。
郷に入れば郷に従え。スペインでスペイン人との距離を近づけたいのであれば、現地の挨拶方法で試してみましょう。他の中南米の国々も、同様の文化があるようです。
さて、このボディタッチが激しい挨拶方法ですが、スペイン人はなんと思っているのでしょうか。「嫌な人や苦手な人でも、頬を合わせるなんてなんて酷な挨拶なんだろう・・!」と思ったので、スペイン人に聞いてみました。
すると、「え、そんなこと考えたこともないよ。嫌な人苦手な人でも、挨拶は挨拶だからね。スペイン人にとってはこの挨拶方法は普通のことだから、特に感情を紛れ込ませることはないよ。」とのことでした。日本人が、自然と何も考えずに挨拶でお辞儀をしてしまうように、スペイン人にとっては何も考えずに頬っぺたぺったんこをすることができるのです。文化の違いですね!
スペイン人に、自ら進んでこの挨拶をすれば、喜ばれるかもしれませんよ🎶
スペイン語での挨拶、または挨拶のジェスチャー、使ってみてくださいね!