シチリアといえば、美味しい料理!イタリア全土で食べられる料理もありますが、特にシチリアが発端となっている料理を楽しみたいところです。今回は、シチリア旅行中に試したい絶品グルメの数々を紹介していきますね。
朝食
シチリアのグルメな1日は朝食から始まりますよー!ここでは典型的なシチリアの朝食を紹介します。
グラニータ(Granita)
イタリアでは、朝食に甘いものを食べます。私の周りのイタリア人は、甘いパンを食べる人が多いですね。
シチリアでは、夏の暑い間に朝食にグラニータというアイスを食べる習慣があります。アイスと言っても、かき氷に近い、シャリシャリとした食感。ほとんどのカフェでグラニータが用意されているので、探すのには困りません。
シチリア人は、グラニータにブリオーシュというパンを付け合わせにして食べます。結構これが、はまる美味しさで、私たちは滞在中に数回朝食にグラニータをいただきました。
昼食・夕食
昼食や夕食は、トラットリアやリストランテでイタリア料理、そしてシチリアの郷土料理を楽しんでみてはいかがでしょう。
イタリアでは、レストランで食事をすると、ほぼ必ず、席料(50セントから2ユーロ)がかかります。この席料にはパンが含まれていますが、水は含まれていません。水が欲しい場合は、別途水を注文する必要があります。
昼食や夕食で食べたい料理といえば・・
ピッツァ
どの街でも絶対ピッツェリアがあります。本当に美味しいピッツァを食べたければ、リサーチが重要。事前にTripAdvisorやGoogleのレストランのレビューを見て、評価の高いピッツェリアを探しましょう。
宿のオーナーや地元出身のガイドにオススメのレストランを聞くのも効果的。
カポナタ(Caponata)
メイン料理の付け合わせになるサイドディッシュ。茄子やパプリカなどの野菜を揚げて、バルサミコ酢と砂糖のソースで絡めたもの。食感は、ラタテューユに似ています。
パスタノルマ(Pasta alla Norma)
揚げた茄子、トマトソース、バジル、リコッタチーズで絡めたパスタ。シチリアでパスタを食べるなら、一度は試しておきたい味。
魚介料理
シチリアといえば、新鮮な魚介類が豊富。たらふく美味しい魚介料理をいただきましょう!
軽食
レストランで食事をする時間がない、昼食・夕食を抜かして節約したい・・そんな時の味方が軽食。片手で食べられる気軽さがある軽食を紹介します。
アランチーニ(Arancini)
イタリアのライスコロッケ。イタリアの生ハムプロシュートが入ったものや、チーズ入りのもの、ほうれん草入りのものなど、中身の具は様々。写真のようなよく見かける卵型のアランチーニは、ラグー肉のもの。
甘味
最後のお楽しみが甘いもの!朝食から甘いものを食べるイタリア人ですから、甘いものも充実していますよ、イタリアは。早速どんなものが食べられるのか見ていきましょう。
カノッリ(Cannoli)
シチリアの美味しいおやつ、カノッリ。筒状のカリカリの記事の中に、リコッタチーズやチョコレートのクリームが注入されたもの。シチリア旅行中ではいたるところで見つけられるはず。
個人的なオススメは、リコッタチーズ。
カサッタ(Cassata siciliana)
シチリアの甘ーいケーキ。シロップに漬けられたスポンジ生地を、マジパンで包めたもの。
チョコレート
チョコレートの町モディカでは、様々な味のチョコレートを試すことができます。チョコレート自体も独特な製法で、普通のチョコレートとは違った食感が楽しめますよ。
イタリア人からのアドバイス
私の周りのイタリア人から学んだ食事法があるので書いておきます。
食事と一緒にコーヒーは飲まない!
食事中にコーヒーやカプチーノを飲む人は少なくないのではないでしょうか。実は、イタリア人は、食事中にコーヒー類の飲料を飲みません。なぜなら、彼らにとって、エスプレッソは、食後に飲むものだから。
食事中にコーヒーを飲んでいると、「残念」という顔でイタリア人に見つめられちゃいますよ。イタリアでは、コーヒー類は食後に楽しむことにしましょう。
ちなみに、朝食は例外です。朝食は、甘いものとコーヒーというのが通例。
チップは必要なし
イタリアでは、チップ文化はありません。レストランでは、席料を払っているので、よほど良いサービスを受けない限りは、チップを残しておく必要はないでしょう。
シチリアグルメまとめ
さてさて、お腹が空いてきたのではないでしょうか。いつだって、イタリア旅行の楽しみは、美味しいイタリア料理です。シチリアも例外ではありません。シチリア人は、朝から晩まで食事の話をしているほど、食べるのが大好き。
ぜひ、そんな食文化な豊富なシチリアを楽しんでください!
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