旅行中の楽しみは、読書!という方も多いのではないでしょうか。前の上司は、旅行前には大量に本を買い込んで旅先を読むのが楽しみと言っていました。私も最近は、長距離フライトが多いので、本をたくさん買い込んでいます。読むのが楽しみ!
最近は、ドイツに住んで1年を過ぎたということもあり、もっと知識を深めようとドイツに関連する本を意識して読んでいます。そこで、今回は今まで読んだ本の中でおすすめの本をまとめてみます。ドイツやヨーロッパへの旅行前や旅行中のお供にしてもらえたらな、と。それでは、いってみましょー!
ヒトラーとナチ・ドイツ 石田勇治著
ドイツの歴史は、ナチの時代を知らずして語れません。この本には、ヒトラーがいかに政治家になったのか、いかに独裁政治を作り上げていったのかを詳細に書かれています。流れがとてもわかりやすくかかれているので、読みやすくおすすめ。
ドイツを旅行していると、ナチ時代の歴史に触れることが多くなります。旅行前や旅行中に知識を蓄えておくと、より学びが多い旅にできるはずです。私は、なんとなく世界史で習った歴史の知識で様々な博物館や関連施設を回っていましたが、この本を読んで、バラバラだった知識がひとつにまとまり、理解が深まりました。
夜と霧 ヴィクトール・E・フランクル著
ナチ時代に作られた強制収容所アウシュビッツに送還され、無事に生還した数少ない生存者のエッセイ。心理学者としての観点から、自身の体験を記述してあり、興味深く読むことができます。実際に体験した人だからこそわかること、感じられたことが事細かに書いてあります。同じ過ちを繰り返さないために、歴史から学ぶために、多くの人に読んで欲しいな、と思います。
ヨーロッパから民主主義が消える 川口マーン恵美著
ドイツ在住の筆者が、ヨーロッパの問題を事細かに記した新書。ヨーロッパ連合やユーロ通貨の背景がとてもわかりやすくまとまっています。日本のニュースを追っているだけでは見えてこない、ヨーロッパの大観を知るには最適!
歴史の中の「新約聖書」 加藤 隆著
ヨーロッパを旅行していると避けらればいのが、宗教の知識。キリスト教の知識がないと、教会や美術館を訪問してもちんぷんかんぶんなことになりかねません。ヨーロッパの美術館は、大概宗教画が主になっているところが多いので。
私も、昔イタリアを旅行したとき、キリスト教の知識を持ち合わせていなく、数カ所美術館を回っただけで、「もう宗教画はいいや・・・」ということになりました。今もあんまり好きではないですが、知ってるのと知らないのでは全然違います。
最後に
興味がある本、見つかりましたでしょうか?ドイツに行く予定がない方でも、どれも学びが多い本ばかりですので、一読の価値ありですよ!
是非手に取ってみてください。
では、Happy reading!