ドイツで妊娠しました。「妊娠したかも?」と思って、まず最初にやったことは、妊娠検査薬で妊娠判定をすること。ドイツにも、様々な種類の妊娠検査薬が販売されています。
今回は、ドイツで手に入る妊娠検査薬の種類と使い方を紹介します。
妊娠検査薬の種類
妊娠検査薬は、感度とデジタル・アナログかで選びます。私は、生理予定日以降から使えるアナログのものを使いました。用途に合わせて選びましょう。
感度
妊娠検査薬には主に2種類あります。生理予定日から生理予定日前に使える早期妊娠検査薬(Schwangerschaftsfrühtest)と、生理予定日後から使える妊娠検査薬(Schwangerschaftstest)です。
2つの違いは、妊娠すると尿内に現れるhCGを、どのくらいの感度で検知できるかというもの。早期妊娠検査薬の方が感度が高いのですが、その分早く妊娠がわかってしまうため、超初期の流産(化学流産)も検知してしまう可能性が高いです。
こちらが早期妊娠検査薬で、生理日予定日の5日前から利用可能。
こちらは通常の妊娠検査薬。生理予定日から利用できます。
デジタルかアナログか
デジタルの妊娠検査薬の場合、陽性か陰性かだけではなく、妊娠していた場合現在妊娠何週目かまで表示してくれるものもあります。それだけの事をやってくれるので、値段もはりますが。
アナログの妊娠検査薬の中には、取っ手がプラスチックのものと、取っ手も含めて紙のものがあります。紙のものが一番安価です。
私は、妊娠が陽性が出た時紙の妊娠検査薬を使ったので、エコー写真と一緒に保存してあります。
どこで買える?
妊娠検査薬は、通常のドラックストア(dmやROSSMANN)で販売されています。
Amazonでは、排卵検査薬と妊娠検査薬を一緒に買うとお得になるセットもありますよ。
私は先に排卵検査薬だけ買ってしまったので、後で妊娠検査薬を別に買い足しました。いずれも同時期に使うものなので、一緒に買っておいても良かったなと思います。
妊娠検査薬の使い方
ここでは、私が利用した妊娠検査薬の使い方を紹介しますが、ほとんどの検査薬で使い方は一緒かと。
妊娠検査薬は朝一の尿で使用します。
尿をコップに取り、紙の部分を尿に浸すか、直接尿を検知する紙の部分にかける。(時間は10秒)
1−3分で、妊娠している場合は、赤い判定線の隣にもう1本赤い線が浮かび上がってきます。妊娠していない場合は、真っ白で、何も浮かび上がって来ません。
私は、2回妊娠検査薬を試し、陰性と陽性どちらも体験しました。陰性の時は、判定線の隣が本当に綺麗に真っ白だったのを覚えています。
陽性の時は、念を入れて、生理予定日から2週間後に試したので、判定線の隣に赤い線が、一瞬でハッキリ、くっきり浮かび上がり、陽性だとこんなに違うんだーと思いました。
次のステップ
妊娠検査薬で陽性が出ても、まだ完全に妊娠確定した訳ではありません。まずは、かかりつけの婦人科(frauenarzt)で、妊娠の最初の診察を受けましょう。
日本では、妊娠反応が出てすぐに予約が取れるらしいですが、ドイツ在住で妊娠した方のブログを読むと、ドイツでは妊娠8週目(つまり生理予定日から4週間後くらい)に最初の診察をしてもらえることが多いそう。
そのため、私も妊娠8週目の時に初診察の予約を取りました。初診察では、尿検査と血液検査があり、エコーで胎盤と小さな胎児の姿、そして心音を確認。
初期の流産は、7人に1人の割合で起こるとも言われており、まずは最初の関門と言われる心音が確認してホッとしました。
排卵検査薬について
妊娠検査薬と排卵検査薬をAmazonで一緒に買うとお得になると上述しましたが、排卵検査薬とは、妊娠を望んだ時に、排卵のタイミングを知るのに使います。尿から検知する方法は一緒です。
排卵検査薬は妊娠検査薬とは違うものなので、妊娠検査には使えないので気をつけてください。
終わりに
最近は妊娠検査薬の品質改良が進んでいて、生理予定日の数日前から妊娠がわかるものもあります。私は、後でショックを受けたくなかったので使いませんでしたが、早く妊娠を知りたい人(例えば、お酒やタバコを控えるために、等)には、便利なものです。
自分にあった妊娠検査薬を使ってみてください。
ではではー。