先日の日本への一時帰国では、ずっと会いたかった方々に再会を果たしてきました。その方々とは、私が学生時代世界一周していたときに、トルコで仲良くなった夫婦、ホワイトさん。(仮名。日本人ご夫婦です。)
その当時から、素敵なご夫婦で、トルコ滞在中に、貧乏旅行中だった私にあたたかい手をさしのべてくださった二人でした。
今回日本一時帰国で東日本を旅行しよう!ということになったので、札幌に住むホワイトさんに連絡を取り、再会できることに。札幌滞在中、一緒に過ごしていて、「ああ、こんな風な夫婦になれたらいいなあ」としきりに思ったのでした。二人を見ていてたどり着いた、夫婦円満の秘訣のポイントをまとめてみます。
1)それぞれ自分のスケジュールを持つ
ホワイトさんご夫婦は、とても仲が良いので、さそがしいつも二人で時間を過ごしているのだろうな、と思っていたんです。実は、違いました。普段は、それぞれ自分のタイムスケジュールで生活しているとのこと。
私たちが滞在中は、私たちのスケジュールに合わせてくださっていましたが、通常は、ホワイトお父さんは朝4時に起きて、散歩。お仕事に行かれて、夜は9時には寝るという1日。一方、ホワイトお母さんは、朝は7時頃起床。夕方には、お孫さんの迎えに行かれて、夜は夕食後に23時頃まで編み物をされるのだとか。
タイムスケジュールを見ると、びっくりするくらいそれぞれの生活リズムを持っているのがわかります。私が尊敬する白州次郎・正子夫妻も、「夫婦円満の秘訣は、一緒にいすぎないことだ」と言っていました。
夫婦といえども、別々の人間。自分の時間をコントロールすることで、馴れ合いではなく、自立した関係を保てるのでしょう。
2)お互いを褒め合う
ホワイトさん夫妻と過ごしていて、気づいたことがあります。二人は、些細なことでも、しっかりとお互いを褒めあったり、感謝をしあうのです。例えば、ホワイトお父さんは運転は苦手とのことですが、「ホワイトお母さんは、とっても運転が上手なんだよね。」とさらりと言います。
ホワイトお母さんのお料理は、ほっぺたが落ちすぎていくつあっても足りないくらい美味しかったのですが、ホワイトお父さんも、「ホワイトお母さんの料理、美味しいでしょ?」と褒めちぎります。
第三者に、夫婦間の相手のことをけなしたりする文化が日本ではときどきあるように思います。それって、誰も利益を享受しませんよねー。言われた方も、言った方も。
ホワイトさんご夫婦を見ていて、お互いを認め合ってるんだなあと思いました。良いところは、良いって、言うべきだな、と。
3)二人の時間をしっかり持つ
先ほど、驚くほど普段は別々の時間を過ごしているホワイト夫妻と書きましたが、全く時間を一緒に過ごさないわけではありません。私がお、二人にトルコで会ったときは、数ヶ月トルコでトルコ語を勉強し、トルコ国内を旅行で周られていました。夫婦二人で。一番下のお子さんが、大学を卒業したタイミングだったそうです。
このように、ときには二人で旅行に行くことで、濃厚な時間を過ごすことができるのだろうな。
最後に
ホワイトさんには、札幌でお世話になり、夫婦とは、パートナーシップとは、と考えさせてもらいました。よくよく考えたら、自分の両親も、上記が当てはまるなあ。二人も、仲良くやっているので、理想の夫婦(パートナーシップ)でもあります。
とはいえ、夫婦やパートナーシップにも、色々な形がありますね。上記に当てはまらなくても、良いパートナーシップを築いている人々も沢山いるでしょうし。もっと違った形のパートナーシップもありかもしれません。
皆さんの理想の夫婦はどんな夫婦ですか?
ではでは。