スペイン語を勉強し始めたら、是非ともスペイン語のドラマや映画も楽しみたいところですよね!スペイン語で理解をするのは難易度が高いですが、日本語や英語の字幕を付けて鑑賞することで、スペイン語の音を聴くのに慣れることができます。
今回は、スペイン人に大人気の映画「Ocho Apellidos Vascos」を紹介したいと思います。この映画は、2014年にスペインで公開され、数日で歴代興行収益3位を記録しました。スペイン人が大好きな映画です。
スペイン語を勉強をしている人はもちろん、スペイン語が分からなくても楽しめるストーリーですので、とってもオススメです!今回は、詳しくストーリーとオススメの理由を紹介していきます。
Ocho Apellidos Vascosのストーリー
「Ocho Apellidos Vascos」は、「バスクの8つの姓」という意味です。アンダルシア地方セビージャ出身のRafaが、バスク地方出身のAmaiaに恋に落ち、バスク地方まで彼女を追いかけて乗り込みます。
婚約者に結婚式をボイコットされたばかりのAmaiaは、予定されていた結婚式に合わせて故郷に戻ってきた漁師の父Koldoに、逃げてしまった代わりの婚約者の代理としてRafaを紹介します。
Amaiaに気に入られたいRafaは、結婚式までの3日間バスク人として振舞うことに。Rafaが正真正銘のバスク人と証明するために、Amaiaの父に先祖の姓を8つ挙げるように言われ、大混乱します。これがタイトル「バスクの8つの姓」にもなっていますが、アンダルシア出身のRafaがバスク文化との違いに翻弄されていく模様をおかしく描き出した作品です。
ちなみに、「Ocho Apellidos Vascos」は、英語ではタイトルが「SpanishAffairs」となっています。スペイン語のタイトルが反映されていませんね、全然・・!
Ocho Apellidos Vascosオススメの理由
1)スペインの文化が学べる
この映画は、スペインの独特の文化を色濃く描き出しています。バスク地方では、バスク語を話し、独自の文化があり、スペインからの独立の動きがあります。
一方、アンダルシア地方は、フラメンコやタパスといったスペインならではの文化を強く残している地方です。その二つの地方出身者の恋愛模様から、生のスペイン文化を学ぶことができるのです。
2)とにかく面白い!
コメディ映画というだけあり、笑いどころは沢山!主役のRafaを演じた Dani Roviraは、コメディアンというだけあってコミカルな演技が魅力的。
スペイン語で観てスペイン語で理解できるのが一番ですが、翻訳版でも十分楽しめるはずです。
3)何度も見たくなる!
語学学習のために見る映画やドラマを見る場合、何度も繰り返し見ることが大事です。Ocho Apellidos Vascosは、何度でも見たくなる作品です。
特に、スペインにちなんだジョークや言い回しがふんだんに組み込まれているので、何度も繰り返し見て自分のものにできるといいですね!私は、1回目をスペイン語音声英語字幕で見たので、次はスペイン語字幕で鑑賞するつもりです。
Ocho Apellidos Vascosどうやって観る?
残念ながら、日本では公開の予定がありません。これだけスペインで人気なのに、おかしいですねえ・・。そのため、日本で観る場合は、ネットストリーミングで鑑賞するか、DVDを入手するしかありません。
ネットストリーミングの場合、Netflixで鑑賞することができます。登録しておくと、他にもスペイン語の映画を観れるし便利ですよー。
amazon.jpでもDVDを購入できます。DVDの赤と緑のパッケージが素敵だと思いません?
とにかく、まずは予告編を見てみて!Youtubeで見れますので。Ocho Apellidos Vascos予告編はこちらから。
是非チェックしてみてください!