フィンランドに来たからには、フィンランドの自然を味わいたい！でも、時間が限られていて、ヘルシンキの北部までは行く時間がない。
ヘルシンキから電車で１時間行ったところに豊かな自然が味わえる公園があるのです。そこは、ヌークシオ国立公園(Nuuksion kansallispuisto)。ヘルシンキから日帰り旅行も可能なので、ヘルシンキ旅行の際に組み込んでみてはいかがでしょうか。
ツアーで行くのが便利ですが、自力で行くこともできます。今回は、ヌークシオ国立公園半日ハイキングについて紹介していきます。
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ヘルシンキからヌークシオ公園半日日帰りツアー
ヌークシオ国立公園までの行き方
ヘルシンキ中央駅からエスポー(Espoo)行きの電車に乗ります。エスポーへ行きの電車は、EとU線です。ヌークシオ国立公園は、ヘルシンキ市内ではないので、切符は、ヘルシンキ郊外にも有効な切符を購入する必要あり。（片道５ユーロ、１日券１４ユーロ ２０１８年現在）
エスポーに着いたら、バスに乗り換えます。245番のバスがヌークシオ国立公園行き。245番のバスは、１時間に１本と本数が少ないので、帰りの運行スケジュールも確認しておくと安心です。
ヌークシオ国立公園でのハイキング
ヌークシオ国立公園は巨大で、いくつかのハイキングルートが用意されています。半日から１日で訪れたいと思っている方は、Haukkalampiから青色のルートか黄色のルートを周るのが良いかと思います。
オンラインで上記のルート案内を確認できます。紙のルート案内は、ヘルシンキ市内の観光案内所でもらえます。
Haukkalampiへの行き方
Haukkalampiへの行き方は主に二つあります。
１）２４５番バスに乗り、HALTIAで下車。HALTIAは、フィンランドの自然について学べる博物館です。ここからHaukkalampiまでは歩いて約４キロ（所要時間１時間ほど）。
私たちは、HALTIAに寄ってHaukkalampiまで歩きました。途中で４００段ほどの階段があるので、心しておいて下さい。途中で湖があり、景色は美しいです。
２）２４５番バスに乗り、HALTIAより二つほど先にあるバス停で下車。「Haukkalampiに一番近いバス停で降ろしてください」とバスの運転手さんにお願いしておけば確実です。
直接Haukkalampiまで行きたい人はこちらのバス停を利用するといいと思います。
バスから降りたら、Haukkalampiの標識を頼りに歩いていけば、徒歩１５分ほどでHaukkalampiに着きます。
Haukkalampiに着いたら
Haukkalampiには、小さなカフェとトイレがあります。トイレの水道で、新鮮な水を汲むことも可能。フィンランドで飲んだ水の中で、ヌークシオ国立公園で飲んだお水が一番美味しかった！
Haukkalampiが、ハイキングコース（赤色コース、青色コース、黄色コース）の始点です。どのコースも、ぐるっと周ってHaukkalampiへ戻ってくることになります。
数メートル置きに、木にルートの目印がついているので、迷う心配はありません。写真は、赤いルート用の目印です。
ハイキングルート
私たちは、青色コースを歩きました。所要時間は、２時間ほど。平日だったからか歩いている人も少なく、ゆっくりとハイキングを楽しめましたよ。
途中でBBQが出来る施設があり、同じくハイキングに訪れた人が火を起こしてBBQをしていました。このBBQは、誰でも自由に使えるそうです。
ヌークシオ国立公園ハイキングの持ちもの
水は持っていった方がいいです。水は公園でも汲めるので、入れ物を持参しましょう。
また、緑が多くて気持ちがいいので、ヌークシオ国立公園でピクニックをするのもオススメ！Espooの駅前にはスーパーがあるので、バスに乗る前に買い出しをすることも可能です。
夏には蚊が増えるらしいので、 夏に訪れる予定の方は虫除け対策は怠らないようにしましょう。
最後に
ヌークシオ国立公園ではキノコ採りやベリー類も楽しめます。私達が行った五月はどちらもまだシーズンではなかったのが残念でした。
ヌークシオ国立公園は、映画かもめ食堂でマサコさん(もたいまさこさん演じる)がキノコ採りをした場面に出てきた場所です。
湖があり気持ちが良い公園なので、日程に余裕があればぜひ！
ではでは。