スペイン語を耳にすると、「ムーチョ」という単語が耳に入ってくることがよくあると思います。スペイン語の「ムーチョ」はスペイン語を話す上で欠かせない大事な単語です。これを知っていれば、言えるフレーズが一気に増えるはずです。
今回は、「ムーチョ」の意味と使いかたを紹介していきます。
ムーチョの意味
ムーチョは、スペイン語で「Mucho」と書きます。「たくさん、いっぱい」という意味です。英語だと、「a lot of」や「much」に当てはまる単語です。形容詞、名詞、副詞として使われます。
スペイン語には、男性形と女性形があります。男性形の場合は、語尾が「o」で終わり、女性形の場合は、「a」で終わります。
複数形の場合は、更に語尾に「s」がつきます。英語と同じですね。英語の場合、形容詞と副詞の場合複数形には「s」は付きませんが、スペイン語の場合形容詞と副詞の場合でも「s」がつくので要注意。
ムーチョ(Mucho)の仲間一覧です。
Mucho (ムーチョ)
Mucha(ムーチャ)
Muchos (ムーチョス)
Muchas (ムーチャス)
ムーチョを使ってみよう!
ムーチョの意味がわかったところで、次はどんな風に使えばいいのか見ていきましょう。
形容詞として使う場合
形容詞として使う場合、ムーチョは、名詞の前につけます。名詞が、男性名詞の場合は「mucho」。女性名詞の場合は、「mucha」、複数形の場合は更に「s」をつけます。
No tengo mucho tiempo (ノー テンゴ ムーチョ ティエンポ)
ーもう、全然時間ないわ!
Tengo mucha hambre (テンゴ ムーチャ ハンブレ)
ーめっちゃお腹すいた!
副詞として使う場合
副詞として使う場合は、強調する名詞の後につきます。ここでは、対象となる人によって活用を変えます。男性の場合mucho、女性の場合はmuchaですね。
Te quiero mucho. (mucha) (テ キエロ ムーチョ(ムーチャ))
ーあなたが大好き!
名詞として使う場合
名詞として使う場合、その名詞が指す対象物・人の性に合わせて、活用を変えます。人間の場合は、性別で、対象物の場合は、その単語が男性名詞か女性名詞かで変わります。
スペイン語を勉強するには、男性名詞・女性名詞がずっとつきまとってくるんですよー。最初のうちは覚えるものが多くて大変ですが・・。試験以外での会話で間違えてもスペイン人は大目に見てくれるので、気にせずどんどん使って覚えていきましょう!
¿Queda mucho por hacer? (ケダ ムーチョ ポル アセール?)
ーいっぱいやることあるの?
ムーチョの意味と使いかたがわかりましたね!スペイン語を話すと、ムーチョやムーチャを使う機会はムーチョ!です。(笑)今回紹介した例文以外にも、どんどん使って試してみてくださいね〜。
本日の表現
最後に、本日の表現のまとめです。
No tengo mucho tiempo (ノー テンゴ ムーチョ ティエンポ)
ーもう、全然時間ないわ!
Tengo mucha hambre (テンゴ ムーチャ ハンブレ)
ーめっちゃお腹すいた!
Te quiero mucho. (mucha) (テ キエロ ムーチョ(ムーチャ))
ーあなたが大好き!
¿Queda mucho por hacer? (ケダ ムーチョ ポル アセール?)
ーいっぱいやることあるの?