外国語をゼロから勉強始める場合、どのように勉強を始めますか?
語学学校に申し込む。参考書を買う。動画を見る。いろいろな方法があります。
コストをかけずに、気軽に勉強を始めたいのであれば、スマホやパソコンがあればすぐに始められる語学アプリの利用が便利です。
語学アプリLingoDeerからレビューの依頼をうけたので、ドイツ語をLingoDeerで勉強する方法と、メリットデメリットを紹介していきます。
Lingodeerの使い方
LingoDeerは、ブラウザ、もしくはアプリで利用することが可能です。ブラウザの場合は、LingoDeerへ。アプリの場合は、AppStoreかGooglePlayでインストールしましょう。
LingoDeerは、中国語・韓国語・日本語といったアジア系の言語の語学アプリとしてサービスを開始し、支持を得ました。現在は英語やスペイン語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、フランス語、ロシア語といったヨーロッパの言語も幅広く対応しています。
ドイツ語の場合、ドイツ語Iとドイツ語Ⅱの二つのコースが用意されています。
内容を見てみると、ドイツ語Ⅰは、ドイツ語初学者向け。ドイツ語での挨拶や基本の単語が学べるようになっていました。
ドイツ語Ⅱは、初級から中級者向け。このコースを通して、基本の文法を学ぶことが可能です。
それぞれのコースに、トピック毎にレッスンが設けられています。各レッスンでは、クイズ仕立てで、文法や語彙が学ぶことができ、所要時間は10−15分ほど。隙間時間に勉強するには、ちょうど良い分量です。
流れは、こんな感じ。
文法や、語彙に関する問題が、クイズ形式で出題されます。4択の答えの中から正解を選びます。
イラスト付きなので、イメージもしやすいかと。
わからない場合は、「学習ノート」を参照すれば、問題に関連する文法の解説を読む事ができます。
一つのレッスン中に、クイズ形式の問題だけではなく、発音の練習をする箇所もあります。
録音して、自分の発音を確認する事が可能です。ドイツ語は、発音が難しいので、この機能はとても便利だと思いました。
一つのレッスン中、同じ語彙や文法が何回も繰り返し出てきます。そのため、記憶にも定着しやすいはず。レッスンを受けている間は、同じような問題が複数出てくるので、また同じ事を聞かれるのか・・と思ってしまうんですけどね。
ドイツ語1とⅡを合わせて、大体ドイツ語A2レベルのドイツ語を勉強できるかな、と感じました。(ドイツ語検定試験におけるレベル分けでは、A1からC2を使います。)
A2は、日常でよく使われる文や語彙が理解できるレベル。LingoDeerは、初めてドイツ語を勉強するには、良いツールだと思われます。
LingoDeerのメリット・デメリット
LingoDeerを使ってみたメリット・デメリットを紹介していきますね。
メリット
無料で利用可能
LingoDeerには、有料プランもありますが、無料で使い始めることができます。有料プラン(プレミアム)に加入すると、オフラインでの利用や、複数デバイスでの利用が可能です。
文法の解説が充実しているので、文法の本を購入しなくても、基本の文法を抑えて勉強できます。ドイツの文法は、ややこしいのですが、グラフを使ってわかりやすく解説されていると感じました。
レッスンの中では、イラストやアニメーションがふんだんに使われており、勉強している感覚がしません。語学勉強は、継続が重要なので、使いやすいこととモチベーションを保つ上で重要です。
デメリット
中上級者には不向き
LingoDeerのコースで勉強できるのは、だいたい初級者レベル(A2レベル)までと感じました。ドイツ語を自由に話せるようになるためには、中級レベル以上の勉強も必要になってくるので、勉強を終えた後は、独自で違う勉強法を見つける必要があります。
ドイツ語入力に対応していない
ドイツ語には、日本語・英語のキーボードにはない特殊アルファベットがいくつかあります。(例:ß エスツェット)レッスン中には、ドイツ語で打ち込まなければならない回があるのですが、ドイツ語の特殊アルファベットの入力サポートがありません。
私は、コピペで対応したのですが、他の語学アプリの場合特殊アルファベットの入力サポートがあるのが普通なので、これは不便だな・・と思いました。
まとめ
LingoDeerは、ドイツ語初心者・初級者の方で、語学アプリを試してみたい方には適した語学学習の手段だと思います。隙間時間を使って、外国語を勉強することができるので。
現在11か国語に対応しているようなので、興味のある方は試してみてください!