ギリシャ料理といえば、何が思い浮かぶでしょうか?すぐには思いつかない人も多いかもしれないですね。
あまり馴染みがないかもしれないギリシャ料理ですが、美味しいものがたくさん詰まっています。地中海エリアにあるだけに、オリーブ・野菜・魚介類と新鮮な食材が手に入ることを考えれば当然とも言えます。
ギリシャ滞在中にたべギリシャには試したい美味しいものがたくさん出会えるはずです!
今回は、ギリシャで試したい料理と飲み物を紹介していきますね。
ギリシャで食べたい料理
まずは、ギリシャで食べたい料理から。全てをカバーしきれていませんが、私のオススメを中心にピックアップしました。
1) ムサカ(Mousakka)
まずは、私の大好物ムサカです。見た目がラザニアに似ていますよね。ラザニアとの大きな違いは、パスタが使われていないことでしょうか。
なす、ひき肉、トマト、玉ねぎ、マッシュドポテトに、たっぷりとチーズがかけられて焼かれたもの。お店によって味は違います。美味しいムサカに出会えた日には、「ギリシャに来てよかった!」と心から叫びたくなるに違いありません。
ムサカは、どのギリシャレストランでも用意されているので、試せるチャンスは多いはず!
2) イカリング(Kalamaki)
ギリシャの島に行くと、たくさんの新鮮なシーフードを食べることができます。もちろん、首都アテネでも食べられます。数あるシーフードの中でも、個人的におすすめなのが、イカリングです。ギリシャのイカは、日本のイカと違い、ふっくらとした食感があります。日本のイカはイカで美味しいんですが、噛みにくかったりしますよね・・。カラマキは、イカの噛み心地が苦手な人も楽しめます。
イカリング、美味しいんですが、揚げ物なので少々重い・・という欠点も。私も、今回のアテネ旅行に試したかったので、胃が持たなくて試せませんでした・・。
代わりに、イワシのオイル煮を食べました。こちらは、イカリングに比べて重くないので、軽めの食事をしたい際にオススメ。
3) ギリシャサラダ(Greek salads)
ギリシャサラダは、基本的にきゅうり、トマト、紫玉ねぎ、オリーブからなります。その上に、フェタチーズがのり、オリーブオイルがかけられます。
ギリシャの野菜は、みずみずしくて美味しいので、野菜そのままの味を味わえるギリシャサラダはオススメです!
4) フライドチーズ (Saganaki )
ギリシャ料理には、フェタチーズを使ったものがたくさんありますが、Saganakiもそのひとつ。フェタチーズを上げたものです多くのレストランで、前菜として用意されてます。チーズ好きにはたまりません。
5) チーズボール(Tirokroketes )
こちらもフライドチーズですが、一口サイズの団子状になっています。こちらも前菜としてどうぞ!
6) ギュロス(Gyros)
羊肉や牛肉をローストしたものを、玉ねぎやヨーグルトソースと一緒に、ピタ(小麦粉で作られたピザ生地のようなもの)で包んで食べます。トルコ料理のケバブのギリシャ版と言えば良いのでしょうか。
レストランで食べる場合、お皿に盛られて提供されますが、フードスタンドで買えば、ラップに包まれて出てきます。片手で食べられるファストフードです。
7) タジキ(Tzatziki )
ヨーグルトに、刻んたきゅうりが入ったディップです。パンにつけて食べます。暑い日にもってこいの前菜です。
ヨーグルトにきゅうり?!と不思議に思うかもしれませんが、さっぱりしていて、抜群の相性なんですよ。お家でも比較的簡単に作れるので、試してみてはいかがでしょう?
8) ドルマタキア ( Dolmathakia )
ぶどうの葉で、ご飯やハーブなどが混ざった具を包んだもの。お店によっては、ヨーグルトソースがついてくることも。
見た目は味気ないのですが、食べてみると、ハーブが引き立つ深い味わいです。
9) ギリシャパン・クローリ(Koulouri )
ギリシャで食べたいデザート
甘いものに目がないみなさん。お待たせしました!デザートのお時間です。
10) ギリシャヨーグルト(Greek yoghurt )
ここまでお読みになってもらえればお分かりの通り、ギリシャ料理にヨーグルト(とフェタチーズ)は欠かせません。
ヨーグルトはデザートとしても大活躍。みなさん、こってりとしてクリーミーなギリシャヨーグルトにはまらずにはいられないはず。
ギリシャのレストランは、食事をすると無料でデザートがついてくるところが大半。(必ずしもついてくるわけではないので、ついてこなくてもがっかりしないでくださいね >_< )
ギリシャ滞在中、一度はギリシャヨーグルトは試してみてください!
11) バカラヴァ (Baklava)
ギリシャは、その立地柄中東料理と混ざった料理が多々目につきます。バカラヴァもその一つ。シロップがたっぷりと浸された中東の代表的なお菓子です。
レストランでの食事のデザートとして出てくることもあれば、スイーツショップで購入することも可能。
飲みもの
最後に、飲み物の紹介します。ギリシャならではの飲み物文化があるんですよ〜。
12) コーヒーフラペ
アテネの街中を歩いていて、ふと目についたものがあります。みんな、手に持ち帰りのコーヒーカップを持って歩いていること!
まだ5月でしたが、日が昇るとかなり暑くなるギリシャでは冷たいコーヒーが欠かせないよう。ギリシャ人同僚に聞いたところ、ネスカフェで作るコーヒーフラペを飲むのが主流だそう。フラペという名前ですが、スターバックスのコーヒーフラペチーノとは全く別物です。
コーヒーフラペは、泡立った甘いアイスコーヒーといったところ。価格も1.5ユーロ程度とお手頃です。
コーヒーフラペを片手に街を歩けば、ローカル気分が味わえるかも?
13) ウーゾ(Ouzo)
ギリシャで幅広く飲まれているリキュールのウーゾ。アニスを加えられた蒸留酒で、色は透明。しかし、水を加えると白く濁ります。
アルコール度数は40度と結構高め。ギリシャ人はストレートで飲んだりもするそうですが、初めて試す方には水割りがオススメ。
私も試してみたのですが、水割りでも結構アルコールも味も強いです。飲み過ぎには注意・・。
ギリシャではミーティング中にウーゾを飲み交わすそうです。こんな強いお酒を飲んで、ちゃんとミーティングできるのでしょうか!?
14) ギリシャワイン
アテネのレストランで食事をした時のこと。ドイツ在住の私たちはうっかりビールを頼もうとしたのですが、親切(?)な店員さんが、「ギリシャではワインよ!」とワインを勧められ、なすがままに白ワインを頼むことに。
白ワインは、果実感がたっぷりのすっきりとした味わい。チーズやヨーグルトをよく使うギリシャ料理にもぴったりです。ギリシャ料理には、ワインですよ、みなさん!
まとめ
美味しいものが詰まったギリシャ。美味しいものがありすぎて、まだまだ食べたりません!(笑)そして、ギリシャ人はみんなフレンドリーで、気軽に話しかけてくれます。料理だけじゃなく、ギリシャ人とのコミュニケーションも楽しんでみてはいかがでしょう?
ではでは〜。