ついに、ベルリンでアパートの部屋を契約して、新しい住居に住み始めました。今まではずっとルームシェア生活だったので、自分の部屋が持てるというのは気持ちの良いものです。 ドイツに来てからはずっとルームシェアに住んでいましたが、約2ヶ月の部屋探しの後、やっと部屋を借りることができました。
本当にベルリンの部屋探しは大変だった・・。同様に住居事情の競争率が高いアムステルダムで部屋探している友人も、部屋探しを初めて3ヶ月経つもののまだ部屋が見つかっていないそうです。競争率が高い都市で部屋探しをする際は、できるだけ早めに動き始めることと、ある程度費用に余裕を持ったようが方が良いと思います。
今回私たちが部屋を見つけるまでに駆使した方法はこちらの記事をご参照ください。→ ベルリン(ドイツ)でアパートの部屋を借りる方法
今回は、アパートの契約と、新しく部屋を借りるに当たって必要になってくるインターネット契約と電気会社契約の流れをまとめて紹介しますね!
部屋の契約の流れ
部屋を借りられるとき待ってから、2回管理会社とのミーティングがありました。その時の流れをまとめます。
【1回目 契約書の取り交わし】
1)事前にメールアドレスに契約書の雛形が送られてきたので目を通す。(全てドイツ語だったので、google翻訳を使って解読しました。)
2)管理会社とのミーティング。家賃の説明と支払方法等の説明があった後、契約書にサインする。
3)住民登録に必要となる大家のサインの書類にサインしてもらう。(現在、住民登録の際には、管理会社か大家のサインが必要です。フォーマットはこちらよりダウンロードできます。住民登録の際に、住民登録局で回収されるので、住む人の人数分用意しておくか、1枚サインしてもらったら人数分コピーしておくと良いです。)
管理会社の担当の方は、ポーランド出身で陽気な方でした。ベルリンのオススメのラーメン屋さんを教えてもらったりと終始和やかに終わりました。契約書にサインできて、ホッと一安心。
【2回目 鍵の受け渡し】
部屋の入居日に、鍵の受け渡しと部屋の状態確認をします。ちなみに、部屋の入居日までにデポジットと初月の家賃を振り込む必要がありました。
当日は、管理会社立会いのもと、部屋の状態確認と、電気と暖房のメーターの確認がありました。このメーターが基準の数値となります。
全てを確認し終わった後、鍵を受け取り、終了。今回は、家具をそのまま前の住人の方から引き継がせてもらうことができたので、そのまますぐに生活を始めることができました。
家具が揃っていない場合は、facebookのグループを活用するのがオススメ。ベルリンの場合は、Free Your Stuff BerlinとFree#Sell #Buy#your stuff Berlinといったグループで、物品の交換が行われています。他の都市でも同じようなグループがあると思うので、チェックしてみてください。
電気の契約をする
水道代とガス代は住居費と一緒に徴収されるのですが、電気は個々人で契約する必要があります。デフォルトで、ヴァッテンフォルという会社に契約されているので、新しく契約する必要はありません。しかし、この会社が一番電気代が高いらしいのです。
ドイツは、日本と違って数多くの電力会社があります。格安電力会社から、エコ電力まで、その種類は様々。電気代の価格比較をできるサイトがあるので、こういったサイトを使って、契約する電力会社を選ぶと良いと思います。
オンラインで契約をすると、自動的に会社側で契約の引き継ぎをしてくれるそうです。そのため、私たちが契約の申込み以外はする必要はありません。
インターネットを契約する
電気に加え、ライフラインとして必要なインターネット。契約をしてから、開設の工事日まで早くて3週間。会社や時期によっては1−2ヶ月待たなければならない場合もあるそうです。入居日が決まったら、早めに契約した方が良さそうです。
以前の住人の方の契約を引き継げないかと思ったのですが、それはできないようです。今回は、ルーターだけ引き継がせれもらうことになりました。
主なインターネットのプロバイダー会社は、congster、1&1やO2です。
契約期間と解約通知期間に要注意!
電気の契約もインターネット契約も、通常期間に縛りのある契約(通常24ヶ月)の方がお得な場合が多いです。でも、外国人の私たちは特に、いつまでドイツに住むかわかりません。2年住むかもまだわからないので、今回は少々割高ですが、全て期間に縛りのない契約を結ぶことしました。
以前の住人の方は、インターネットを2年縛りで契約してしまったため、解約時に罰金を支払わなければならなくなったそうです。
また、解約期間にも気をつけなければなりません。解約したい場合は、解約日から3ヶ月前に通知する必要があります。
情報収集が大事です
部屋が決まってからは、部屋自体の契約の手続き、電力会社とインターネット会社との契約まで、契約三昧の日々を過ごしました。日本でも部屋を借りるときは、同じような手続きを取りましたが、やはり外国だと知らないことばかりで、労力は何十倍もかかった気がします。
日本と勝手が違うところも多いので、しっかり情報収集することが大事だな、と思いました。部屋を契約したばかりなのに、すでに引越しする際はさらに面倒臭そうだなあとビクビクしております・・・!
とはいえ、折角自分たちの部屋を手に入れることができたので、フリーマーケット等を活用して、部屋の改装に力を入れていこうと思っています。:)
ではでは。