ヨーロッパへ旅行を計画している皆さん。もしくは、既にヨーロッパ旅行中の皆さん。
朗報です!
ヨーロッパを超お得に旅行できるカードがあるんです。それは、ヨーロピアンユースカード(European Youth Card)です。
ヨーロピアンユースカードって何??
ヨーロピアンユースカード(European Youth Card)とは、ヨーロッパ36カ国に拠点を持つEYCA(The European Youth Card Association)というNPOが発行しているカードです。
スペイン、イギリス、フランス、ドイツといったヨーロッパ36カ国で、このカードを持っていれば様々な割引特典を受けられるのです。
30歳以下(使用する国によっては、26歳以下のところもあります。)なら、誰でもこのカードを作ることができます。
私は、つい最近までこのカードの事を知らず、とても後悔しました。
なぜなら、
①割引が効く場所が幅広い。(ヨーロッパ全国で、60,000箇所で、割引を受けられるそうです。
②30歳以下であれば、学生でなくても割引を受けられる。
からです。
割引の例としては、
サグラダ・ファミリア教会(スペイン・バルセロナ)
入場料 15ユーロ⇨2ユーロ割引で、13ユーロに!
ソフィア王立芸術センター(スペイン・マドリード)
入場料 8ユーロ⇨入場料が無料に!
プラド美術館(スペイン・マドリード)
入場料 14ユーロ⇨50%オフで、7ユーロに!
かなりお得!ですよね。
ちなみに、スペインの電車(Renfe)でも、European Youth Card(スペイン語で、Carne joven(カルネ ホベン)と呼びます。)を利用できます。
ヨーロピアンユースカードの作り方(日本出発まで3週間以上ある方)
日本出発まで、3週間以上ある方は、日本から、カードを申請することができます。(*3週間以下の方も安心してください!私はスペインでカードを作りました。詳しくは下記に書きます。)
条件
30歳以下であること。
日本出発まで14日以上あること。
価格
14ユーロ(郵送代込み)
です。
お申し込みは、European Youth CardのHPからどうぞ。
ここからは、簡単に手順をご紹介します。
上記のリンクから、ヨーロピアンユースカードを申請するキオスクのページに行くことができます。こちらで、住んでいる国(日本)を選択します。
規約と条件のページを読み、承諾(I agree)ボタンにチェックを入れ、次のページに進みます。
カード作成者の詳細情報を記入します。
支払い方法は、クレジットカード(Master card, American card, VISA)もしくは、PayPalから選べます。支払いを済ませると、支払い確認情報がメールで送られてきます。そして3週間程で、カードがEYCAから届きます。
送料を含めて14ユーロかかりますが、ヨーロッパ国内で観光するのであれば、すぐに元が取れる金額だと思います。時間的余裕があれば、カードを作成することを心からオススメします!
現地でヨーロピアンユースカードを作るースペイン・サラマンカでカード作成した経験談
上記でも書きましたが、私はスペインに来てから、ヨーロピアンユースカードの存在を知り激しく後悔しました。でも、現地でもカードを申請できると知り、早速作ってみることにしました。
必要だったもの
パスポート
電話番号
住所(スペイン国内で申請する場合、スペイン国内の住所が必要でした。私は、マドリードに住む彼の住所で申請させてもらいました。)
現金(3ユーロ)
スペインのサラマンカ市に滞在していたので、サラマンカ市の市役所に行きました。都市によって申請できる場所が違うのでコチラで確認してみてくださいね。
総所要時間1時間半かけてカードを作成した手順を簡単にご説明します。(1時間、市役所に行くまで迷いました・・。(笑)
迷いに迷った挙句、サラマンカの市役所に着いたのち、市役所内でまず目があった人に、「Quiero hacerme el carne joven(キエロ ハセルメ エル カルネ ホベン.」と意思を伝えたところ、その方がカードを作れるところに連れて行ってくれました。
↓
市役所内のヨーロピアンユースカードを取り扱っている部署で、必要書類に必要事項を記入し、パスポートを提示。
↓
その後、必要書類を持って、支払いを取りまとめている部署まで行き、カード作成費3ユーロをお支払い。
↓
支払い証明書を持って、再度カード取り扱い部署に戻ります。担当の方に、支払い証明書を渡すと、カードと交換してくれます。
↓
晴れて、ヨーロピアンユースカード保持者になれました!
余談ですが、スペイン国内で何か申請する場合、携帯電話番号と国内の住所は必須です。私はマドリードで、図書館のカードも作成したのですが、その際も携帯電話番号、国内の住所、身分証明書を求められました。
日本でカードを申請する時間がなく、現地申請を考えている場合は、携帯電話番号と申請する国の住所があることが、(スペインでは)、必要になってきます。今回は私の経験談を書きましたが、各自治体の申請方法はEYCAに問い合わせしてみてください。
最後に
ヨーロピアンユースカードを作成してから、幾つかの箇所で割引を受け、30歳以下の特権を享受させていただいております。このカードは、若いときの特権です!
これからヨーロッパ旅行を考えている方、是非ヨーロピアンユースカードを有効に活用してお得な旅行を楽しんでくださいね!
Hikari says
え。こんなの初めて聞いた!住所も携帯もあったのに何でも全部バカみたいに正規料金で支払っていた〜〜〜〜!泣ける。。。
Ayumi Saito says
そうなのよー!30歳までで、学生じゃなくても使えるってのはかなり有難いよね!ヨーロッパでは持ってる人多いみたいだけれど、日本ではあんまり知られてないよね。ワーホリの味方として、多くの人に知ってもらいたい。