前回の一時帰国では、ドイツの免許を使って日本で運転してきました。日本の免許証からドイツの免許証に切り替えたので、ドイツ免許証の日本語翻訳文を作成したのです。外国免許証でも、日本語翻訳文を作成すれば日本で運転できます。その方法を詳しく紹介していきますね!
外国運転免許証を使い日本で運転する
日本の免許を持っておらず、海外で発行された免許証を持っている場合、国際免許証を取得すれば日本で運転することができます。(国際免許証についてはこちら)
国際免許証を取得しなくても、日本語翻訳文を作成し外国免許とともに携帯していれば日本で運転することが可能です。スイス・ドイツ・フランス・ベルギー・モナコ・台湾6ヵ国で発行された免許証を持っている場合が当てはまります。(詳しくはこちら—外国運転免許証の日本語翻訳文について)
日本語翻訳文を作成するメリット
国際免許証は有効期限があります。海外に上陸した日から1年か、もしくは免許証の有効期限です。
日本語翻訳文の有効期限は、日本に上陸してから1年です。1年を超えると、日本に在住しているとみなされるため、日本の免許に切り替えなくてはいけません。しかし、日本語翻訳文は、外国運転証免許証が有効である限り何回も利用することができます。
一時帰国で日本で1ヶ月運転した後、ドイツに戻ったとします。再度一時帰国で1ヶ月日本に滞在する場合、有効期限内のドイツの免許証と以前作成した日本語翻訳文で運転できるのです。
国際免許証を利用する場合は、一時帰国のたびに国際免許証を作成する必要があります。日本語翻訳文で運転を許可されている国々(スイス・ドイツ・フランス・ベルギー・モナコ・台湾)の運転免許証を持っている場合は、こちらを利用しない手はないですね!
日本語翻訳文を作成する流れ
というわけで、私は日本に一時帰国後、JAFでドイツ免許証の日本語翻訳文を作成しました。
申請書類の準備
日本語翻訳文の申請書を記入し、ドイツ免許証の両面カラーコピーを作成します。コネットプリントを利用し、コンビニで印刷しました。
現金書留で送付
翻訳文作成料金の4000円を添えて、お近くのJAFに申請書類を送ります。振り込みはできないので、現金書留で送ることになります。
まず、現金書留用の封筒を買い、現金書留用の封筒に送付先などを記入。安全上の問題から金額はここでは記入しません。郵便局員さんに同封する金額をお伝えします。
現金書留の郵便料金は約500円でした。返信分の郵送料金はJAFが負担してくれます。手数料と片道郵便料金以上は料金はかかりません。
3日で翻訳証明が届く
現金書留を送付して3日ほどで、日本語翻訳文が届きました。書留で届いたので、署名をして受け取ります。封筒の中には、日本語翻訳文と、利用方法が書かれた紙が入っていました。
日本語翻訳文の作成はとてもスムーズ。翻訳料金4000円かかりますが、ドイツの免許証の有効期限は日本の免許証よりずっと長いので、一時帰国のたびに免許として使えることを考えると作っておいて損はないかと思います。
日本語翻訳文とドイツの免許証で運転する
日本で運転する際には、ドイツの免許証と日本語翻訳文を常に携帯しておく必要があります。また、免許確認時に入国日を確認される可能性もあるので、パスポートも持っておくとより安心です。
終わりに
今回の一時帰国中では、日本語翻訳文とドイツの免許証を持って日本で運転することができました。
海外在住者にとっては、日本の免許証を保持し続けるかは悩ましい問題です。私は、日本の免許証をずっと所持し続け、一時帰国のたびに講習に通っていました。
日本語翻訳文の作成だけで日本で運転できる外国発行の免許証を持っている方は、免許証を切り替えるのも一手だと思います。