ずっと行きたい行きたいと思っていたドレスデン。ドレスデンは、ベルリンからバスで2時間で日帰り旅行先として人気の街。また、プラハからもバス2時間なのでチェコからの便も良いです。
やっと念願叶って1泊2日でドレスデンに行ってきました! 今回は、ドレスデンで過ごす理想的な過ごし方を紹介していきます。
【1日目】ドレスデン市内を散策
1日目は、ドレスデン市内の観光要所を巡ります。
10時 観光案内所で情報収集!
ドレスデンの旅は、観光案内所から始まります。何故なら、ドレスデンは様々なシティカードや美術館カードが用意されているからです。観光に力を入れているのがわかりますね!主なカードはこちらの3点。
1) Dresden City Card
ドレスデン市内の公共交通機関乗り放題のカード。レストラン等で割引も効きます。
種類 | ひとり | 家族用 |
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1日券 | 10ユーロ | 15ユーロ |
2日券 | 15ユーロ | 25ユーロ |
2) Dresden Museum Card
ドレスデン市内の14美術館が入場無料に!
2日間有効 ひとり 22ユーロ
3) Dresden Regio Card
ドレスデン近隣の交通機関乗り放題。近くのお城に行くことができます。
種類 | ひとり | 家族用 |
---|---|---|
1日券 | 20ユーロ | 30ユーロ |
2日券 | 30ユーロ | 45ユーロ |
こ、こんなにオプションがあると、逆に悩んでしまいますよね?歩くのが好きな方は、ドレスデンの主な観光名所は歩いてまわれます。トラムに乗りながら、街の風景を楽しんで観光したい方は、交通機関乗り放題のDoresden City Cardを購入しても良いかもしれません。
Doresden Museum Cardは、ドレスデンで最も有名な王宮美術館とツウィンガー宮殿の美術館に行くだけで元が取れるので、美術館巡りを検討している方には超お得なカードかと!このカードを持っていれば、各美術館のチケット売り場で列に並ぶ必要がないので時間節約でき(るらしい)ですよ〜!
12時 ウォーキングツアーに参加
私たちがドレスデンに訪れた時は、春うららかな日だったので、ウォーキングツアーに参加することに。
最近私はウォーキングツアーがお気に入りです。今までは、自分でふらりと観光を楽しむスタイルだったのですが、無料のウォーキングツアーに参加し始めてから、耳から入る情報は記憶に残りやすいということと、端的にまとまった情報を得ることができるメリットを感じ始めました。ウォーキングツアー、いいですよー!
ドレスデンは無料ツアーがなかったのですが、ベルリンを始めとしたヨーロッパの各都市で無料ツアーがあるので、まず無料ツアーから試してみるのがいいかも。
ウォーキングツアーは、旧市街の中心地から始まります。今回のガイドのエリンさんは、何と妊婦さん!2ヶ月後には産休に入るそうです。たくましい・・。
まず最初に、ドレスデンの概要を話してくれました。
ドレスデンって、ドイツの中で何番目に大きい都市だと思いますか?
正解は、4番目!
ベルリン、ハンブルク、フランクフルトについで4番目に大きな都市だそうです。ミュンヘンよりも大きいですね〜 (人口は、ミュンヘンの方が多いそうです)
また、ドイツの中で最も出産率が高いんですって!女性一人あたりの出産率が1.7。ドイツ全体の平均が1.4であるのを考えると、高い数値です。ドレスデンに着いてまだ数時間ですが、何となく住みやすそうな雰囲気があります。
ドレスデンの今の情報を教えてもらった後は、早速ツアーへと進みます。
ウォーキングツアーでは旧市街の観光要所を回りました。
1)Catholic Court Church (大聖堂)
2)Semper Opera House(オペラハウス)
3)Zwinger(ツヴィンガー宮殿)
4)Royal Palace(王宮)
5)Church of our Lady (フラウエン教会)
ドレスデンは17世紀にはザクセン王国の首都として栄えていましたが、第二次世界大戦の激しい爆撃で街の大部分が崩壊されてしまいました。その時から、市民主導で崩壊された建物を残し、再建してきた、という流れはとても興味深いものでした。
ウォーキングツアーの参加者の中には、ドイツ人の方もいたのですが、彼が幼少のとき(10年前くらいでしょうか)にドレスデンに訪れた時は、まだまだ瓦礫ばかりだったそうです。時を経て、今は多くの歴史的建造物が再建され、新しい街の表情を作り出しています。
ウォーキングツアーでは約3時間でぎゅっとドレスデンの事を学べるので、本当にオススメ!
15時 ドレスデンご当地料理を食す!
ドレスデンで食べておきたい食事は、KartoffelsuppeとSawerbratenです!私たちはウォーキングツアーのエリンさんに教えて貰った旧市街のレストランでランチを取りました。旧市街の中心地は観光客向けなので、価格もちょっと高め。もっとローカルな雰囲気のところで食事をしたい場合は新市街に移動した方が良いかも。
Kartoffelsuppe
じゃがいものスープ。ドイツのじゃがいもって、濃厚でなめらかなのでスープにもってこい。小食の方ならスープだけでもお腹いっぱいになるかもしれないです。
Sawerbraten
これは酢漬けした牛肉の一皿。酸味が効いています。さすがビールの国だけあって、ビールによく合う料理がそろっていますね。
16時 オペラ鑑賞 チケットを購入?
1泊する予定ならオペラ鑑賞はいかがでしょう?当日でも、チケット入手可能ですよ。オペラハウス・ゼンパーオーバーの近くにあるチケットオフィスにいけば当日券を購入できます。
ゼンパーオーパー内を見学したい場合は、ガイドツアーに参加することが可能です。45分でガイド付きでゼンパーオーパー内を見学して周れます。
17時 エルベ川沿いを散歩
私、川がある街が好きなんです。街の中心に川が流れる街て美しくない街はほとんどありません。ドレスデンも然り。ドレスデンは、エルベ川を挟んで旧市街と新市街にわかれているのですが、エルベ川沿いは公園のようになっており、多くのローカルの人が思い思いにピクニックをしたり、スポーツをする姿が目に入ります。新市街側から見る旧市街も美しいです。
私が訪れたときは、桜が咲いていました。ドイツでは花見をする人がいないからか、ドイツに咲く桜を見ると何となく寂しげではかない美しさが感じられます。
夜 オペラ鑑賞 or 新市街開拓!
夜を楽しめるのは、宿泊者の特権。ドレスデンの夜は、昼以上に楽しいですよー。オペラ鑑賞へ行くもよし、バーで飲み歩くもよし、エルベ川を散策するもよし。
私たちは、ローカルの真似をして、ビールを買って、歩きビールをしてみました。
クラフトビール専門店Hopfenkult – Der Craft Beer Storeでクラフトビールが買えます!店内には見慣れないビールがズラッと並んでいます。
ここでなら、普段出会えないようなビールが見つかるかも?!
【2日目】ドレスデンアート巡り
2日目は、新市街と旧市街のアートを巡っていきます。
新市街のストリートアート巡り
新市街にはまだまだ見るところがたくさん!新市街には、超レベルが高いストリートアートがあるのです。
ここに紹介したのはほんの一部。ストリートアート巡りしてみるのも楽しいです!
また、新市街では、ギネスブックに「最も美しいショップ」として認定されたPfunds Molkereiにも行っておきたいところ。中は普通のミルク製品を取り扱うお店です。新鮮な牛乳をカフェで飲むこともできます!
店内は、このように美しいタイル貼りで仕上げられています。思わずため息が出てしまいそうになる美しさ・・!
12時 新市街でカフェランチ
新市街には、おしゃれなカフェがたくさんあります。カフェランチなんてのもいいですね!
14時 ドレスデン宮殿内美術館 New Green Vaultへ
いくつかある美術館の中で、多くの人が口を揃えてオススメしていたのが「New Green Vault」です。ここには、歴代の王が集めてきた財宝が収められています。とくに金細工のレベルがなかく、時を忘れて見入ってしまいます。
繁忙期は、チケット売り場に行列ができるそうなので、事前購入しておくと良さそうです。
16時 ドレスデン名物エッグケーキを食べる
最後に忘れていけないのが、スイーツ!ドレスデン名物スイーツは、EierScheske(エッグケーキ)。
旧市街地内にあるにもかかわらず、観光客向けっぽい雰囲気を一切だしていない魅力的なカフェを見つけました。それが、Der FEUBSCHMECKER。オーナーさんは英語を話せませんでしたが、ドレスデンセット(ケーキ、コーヒー、コーヒーリキュールのセット)を頼んでおけば間違いなし!
エッグケーキは、ふわふわとしたスポンジが効いてて美味しかった!ドレスデンを歩けばいたるところでお目にかかるので、試してみては?
ドレスデンで、どこに泊まる?
ドレスデンには様々なホテルがありますが、せっかくエルベ川が流れる川の街に宿泊するのですから、船に泊まってみません? 私たちは、エルベ川の船ホテルに泊まりました。その名もシフシェルベルガ ペッペルマン!
こんな感じの船です。
船旅しているような気分が味わえます。川なので、ほとんど揺れないのでご心配なく〜。
船に泊まるのもいいですが、中心部から少々離れており、徒歩で移動しないといけないので少々不便です。市内中心部にも、便利な宿泊施設が色々とあります。
旧市街に位置するホテル。どこに行くにも便利です。朝食サービスもあります。Aparthotels Münzgasse An der Frauenkirche
ドレスデンの旧市街に位置するアパートメントホテル。住んでいるかのように泊まれます。
まとめ
ドレスデンは、新旧が入り混じる、とても魅力的な街でした。歴史的にも、文化的にも、見どころがたくさん。ドイツの首都ベルリンやチェコ共和国の首都プラハからも交通の便が良いので、日帰り旅行もしくは1泊旅行で訪れてみるのはいかがでしょう?
ではでは。
えの says
来年ライプチヒとアイゼナでの教会コンサートに参加するのですが、間に2日空いているのです。
仲間はプラハに団体で行くのですが、私は何度も行っているのと年もとっているので、ドレスデンで
2泊して一人旅観光も良いかな?と。
Ayumi Saito says
えの様
はじめまして。コメントありがとうございます。ドレスデンには、美術館が豊富にあるのでオススメです。ドレスデン宮殿内美術館Green Vaultの至宝はなかなか他では目にかかれないようなものばかりだと思います。オーディオガイドには日本語も用意されていたのもありがたかったです!ドイツでんp滞在が楽しいものになりますように。