私は、現在ドイツの企業にてフロントエンドエンジニアとして働いています。日本にいる時は営業として働いていましたし、ドイツに来てからも最初の1年半は同じ営業として働いていました。つまり、海外でキャリアチェンジしたことになります。
海外でキャリアチェンジする!と決めた時、周りはネガティブな反応を示しました。
「海外でキャリアチェンジするなんて絶対無理だよ」
「エンジニアとして働くなんて不可能」
このような事を何度か言われましたねー。絶対にそんな事ない!と思っていた私は「キャリアチェンジを成功させて、記事にしてやるー!」と自分を奮い立たせました。そして、海外でキャリアチェンジすることができたので、こうして記事を書くことにしたわけです。
きっと同じように言われて、くじけそうな人はたくさんいると思うから。
どうして海外キャリアチェンジは無理だと皆考えるのか?
まず、どうして海外キャリアチェンジは無理だと考えられているのでしょうか。それには、いくつか理由があるかと思います。
キャリアチェンジは日本では大事だ
そもそも、生まれ育って教育を受けた母国(私の場合日本)でキャリアチェンジをする場合も、結構大事です。日本でキャリアチェンジする場合は、年齢制限もつきまといます。大体、30才前半を過ぎると未経験で転職をするのは、今の日本ではほぼ不可能と言われていますよね。残念ながら。
海外は、概して日本よりキャリアチェンジに寛容な気がします。ドイツでは、社会人経験を積んでから学業に戻るという人は少なくありません。
滞在許可や資金の問題がある
外国人として海外でキャリアチェンジする場合、ビザの問題が付きまといます。働いていてその能力によって滞在国から滞在許可を得て居れば、キャリアチェンジをすることによって滞在許可が継続できなくなる事を意味します。
学校に入って、学生として滞在許可を得るという方法もありますが、それはそれで資金の問題が出て来ます。学生に戻るのであれば、資金を持ち合わせていなければなりません。
リスクが多すぎる
キャリアチェンジをするには、新しい事を学ぶ必要があります。そして、今まで積んで来た経験をゼロに戻し、新しく経験を積んでいかなければなりません。
キャリアチェンジをすると言っても、仕事が見つからない可能性もあります。仕事が見つかっても、給料が下がることがほとんどでしょうし、リスクが多いと言えます。
ここまで書いて来て、確かに人々が「海外でキャリアチェンジするのは無理でしょう」というのもわかる気がして来ました。
では、どうすればいいの?
でも、だからと言って、キャリアチェンジをしたいのであれば、諦めてはいけません!私は、今の場所にたどり着くまで何度も「無理」「不可能」と言われ続けてきました。
周りの人が言うことは、程よく聞き流しましょう。自分がやりたいと思うなら、やるだけです。もし私が海外キャリアチェンジに失敗していたとしても、チャレンジはしたので、後悔はしなかったと思います。むしろ、周りの人に不可能だよーと言われて、キャリアチェンジをやめてしまっていた方が、後悔したことでしょう。
後悔するなら、やって後悔!海外キャリアチェンジを誰彼に勧めるわけではないですが、不可能ではないんだよ、ということは伝えておきたいです。
ではでは。