最近、自転車に乗りましたか?ドイツは、自転車大国です。ニュージーランドは、人よりも羊の方が多いなんて言われていますが、ベルリンは、人よりも自転車の方が多いんじゃないかと思うくらい。自転車を利用する人も多ければ、道端に停められた自転車もたくさん。
それもこれも、ドイツは電車もバスも、比較的値段が高いこともあり、また環境に配慮する人も多いこともあり、自転車の利用率が高いのです。あと、ベルリンに限っては、凹凸が少ないというのも大きいかも。
私も、ずっと自転車なしの生活をしてきたのですが、夏に向けて自転車が欲しくなったので、ついに購入いたしました!で、今回は、ドイツの自転車事情から、自転車の購入方法から楽しみ方までを紹介していきたいと思います〜 😃
ここが素晴らしい!ドイツの自転車事情
前述の通り、ドイツは自転車大国です。日本でも、自転車を利用している人はたくさんいると思いますが、不便を感じる人、危険を感じて乗らない人も多いかと思います。一方、ドイツの自転車事情ではこんなところが優れています。
1)自転車道が整っている
自転車に乗る場合、基本的には車道を走らなければなりません。(本当は歩道は走っちゃいけないんですよー!歩道にある程度の幅がある場合は除きますが、基本的には車道です。)でも、車道を走るのって、結構怖いんですよね〜。
そこで、助かるのが自転車道です。自転車道は、その名の通り、自転車専用の道ですから、歩行者も車もいません。思う存分自転車をこぐことができます。自転車道があると、安心して自転車に乗ることができるんです。
2)電車に持ち込みOK
週末にドイツの電車に乗ると、自転車が数台車内に担ぎ込まれている風景を見ることもしばしば、あります。ドイツでは、自転車の電車への持ち込みが許可されています。(持ち込み料金は別途かかります。)
もうこれは、誰でもする普通のことなので、自転車を持ち込んでも肩身の狭い思いをすることもありません。時には、邪魔だなあ・・と思うこともありますが、自転車の所有者はそんなこと気にすることもなく堂々としていますので。
電車に自転車を持ち込めるので、自転車と一緒に移動して、郊外でサイクリング、なんていった楽しみ方もできるのです。電車よりは少ないですが、バス(長距離バス)に自転車を積む混んでいる人もいます。
自転車の買いかた
それでは、次にドイツでの自転車の購入方法を紹介していきましょう。基本的には、日本と同じです。
1)新品を買う
これだけ利用者が多いので、自転車店もたくさんあります。街の自転車屋さんから、大型自転車専門店まで。私は、stadlerという専門店で買いました。ドイツ国内の主要都市には店があります。
新品を購入するメリットとしては、自転車に問題が生じた時に、購入先に持ち込むことができる、保証がつきます。パンクの場合は別ですが、その他の不具合は基本的に購入先に持っていけば、面倒を見てくれます。
新品の自転車の値段は、最安値200ユーロより。シティバイクは、300ユーロから400ユーロです。
2)中古品を買う
新品を購入する以外にも、中古品を買うという方法もあります。自転車を買う人もいれば、売る人もいるので。中古自転車屋さんもありますが、フリーマーケット等で購入するという方法もあります。ベルリンの場合、日曜日に開催されるマウアーパークのフリーマーケットが有名です。
または、オンラインで中古品を見つけるという方法も。craiglistや、facebookグループを活用しましょう。ベルリンの場合はSell Your Bike Berlinでさがしてみて!あ、あとmixb掲示板に「自転車売ります」という広告が出ていることもありますよ。
私が、ドイツの自転車で唯一不満に思っていることは、どの自転車にも鍵が備え付けられていないこと、です。本当に、どんな自転車も、基本的には鍵が付いていません。鍵は別途購入する必要があります。:(
自転車泥棒には気をつけろ!
どの都市でも共通して言えることですが、自転車泥棒には本当に気をつけてください。ほんのわずかな時間でも、鍵をかけないで自転車を置いておけば、盗まれても仕方がありません。
自転車泥棒は、常に目を光らせていますよー。特に、ベルリンの場合は、残念ながら、自転車の闇マーケットが多い都市です。
生活費を稼ぐために、自転車を盗んで、販売していた人もたくさんいます。中古で自転車を買う場合、破格に安い場合は気をつけましょう・・。知らず知らずに、自転車泥棒に加担している、ってことにもなりかねません。
こんな楽しみ方もあるよ
ドイツに旅行するみなさん!自転車は、レンタルすることも可能ですよー。だいたい、1日12ユーロが相場です。どの都市でも、レンタルすることができます。
旅行者のみなさんも、滞在者のみなさんも、もう少しコストを抑えて自転車を利用したいなあ・・・と思いませんか?そんな場合は、bikesurfを使うという方法があります!couchsurfingという、空いたソファ(ベッド)を旅行者に提供するというサービスの、自転車版です。使わない自転車を破格の値段で貸し出すオファーが載っています。
私は結局自転車を購入したので使っていませんが、試してみる価値はあると思いますよ〜。
最後に
ドイツの自転車事情から、自転車の買い方から楽しみ方まで紹介してみました。
自転車から見える風景は、歩いている時や電車やバスに乗っている時とはまた違ったものです。そこに自転車の醍醐味がありますよね!
ではでは。