ベルリンはあまり見どころがないだろう・・・なんて思っていませんか?そんなことありません!むしろ知れば知るほど見たい行きたいところが増える、そんな不思議な街です、ベルリンは。
そこで、今回はベルリン観光をする方向けに、ベルリン観光に必要なことを一気にまとめて紹介したいと思います。
ベルリン観光に必要な日数は?
友人は1週間かけて、ゆっくりとベルリンを観光して、大満足してました。しかし、全ての人が一つの都市に1週間以上滞在できるとは限らないので、目安をあげておこうと思います。
1日あれば、駆け足で主要な見どころは見て回れます。バス、電車、トラムと交通網が整っているので、効率よく観光はできます。
しかし、博物館や美術館でじっくりとベルリンの歴史を学ぶ時間はありませんね。第二次世界大戦からベルリンの壁までといった歴史に触れたいのであれば、3日は時間が欲しいところです。
ベルリン観光に必要な予算は?
ヨーロッパの経済大国ドイツの首都ベルリンですが、ロンドンやパリに比べると物価は安いです。むしろ、ドイツ国内でもフランクフルトやミュンヘンの方が物価が高いという事実。
なので、ベルリン観光においては物価高はそんなに心配しなくて大丈夫です。
食費
ドネルケバブ 4ユーロ (ファストフード)
レストランでの食事 15ー20ユーロ
ビール 500ミリリットル 60セント〜(安い!)
宿泊費
ドミトリー 15ユーロ
エコノミーホテル 40ユーロ
シティホテル 60ユーロ
交通費
食費は安いベルリンですが、交通費はやや高めです。そして、切符の買い方もちょっと複雑です。別の記事にまとめているので、こちらを参考にしてみてください。
【関連記事】ベルリンの公共交通機関を乗りこなそう!切符の買い方から乗り方まで紹介します
【関連記事】テーゲル空港/シェーネフェルト空港からベルリン市内中心部への行き方
ベルリン観光モデルコース
ブランデンブルク門
ベルリンのシンボル、ブランデンブルク門。ブランデンブルク門は、1791年プロイセン王国の凱旋門として建てられました。
ブランデンブルク門のすぐ横には、観光案内所も併設されています。地図は無料じゃなくて、1ユーロです。こんなところに、環境に気を配るドイツらしさを感じます。
テレビ塔
もう一つのベルリンのシンボルといえば、テレビ塔です。テレビ塔としては、ロシア・モスクワにあるテレビ塔に次いで2番目の高さ。
東ドイツ建国20周年を記念して1965年から建造され、4年後に完成しました。テレビ塔には、登ることもできます。行列ができていることもしばしばなので、事前にチケットを購入しておくとスムーズです。
国会議事堂(Reichstag)
ドイツ連邦議会議事堂の一部で、無料で見学することができます。イギリス人建築家ノーマン・フォスターによってデザインされたガラスドームが特徴。
ベルリンの街全体を見渡せるので、観光の序盤に見学するといいと思います。見学に人数制限があるので、事前予約しておくといいでしょう。
【関連記事】ベルリン観光、まずはここへ!国会議事堂(Reichstag)のオンライン予約方法
アレキサンダー広場
東ベルリンの中心、アレキサンダー広場。アレキサンダー広場にある世界時計は、待ち合わせスポットの一つ。旧東ドイツ時代に設置された時計で、記された都市の名前から、社会主義の名残が感じられます。
ポツダム広場
ベルリンのビジネス街の中心地。東西ベルリンの境界にも近く、今もベルリンの壁が一部残されています。ソニーセンターの吹き抜け空間のライトアップは幻想的です。
ベルリンの歴史を辿るコース
イーストサイドギャラリー
シュプレー川沿い、オーバーバウム橋付近に残されている約1.3キロメートルの壁。世界中のアーティストが残された壁に、平和への願いを込めて絵が描かれています。
東ドイツのホーネッカー書記長とソ連のブレジネす書記長のキスの絵などが有名です。
チェックポイントチャーリー
冷戦時代に使われた検問所。東西ドイツに分断されていた時は、ドイツ人以外の外国人しかこの検問所を使って国境を渡れませんでした。
見世物っぽいですが、今も軍服姿の人が毎日ここに立っています。ちょっとお金を払うと一緒に記念撮影もできます。
ホロコースト慰霊碑
ブランデンブルク門の近くにあるホロコースト慰霊碑は、第二次世界大戦中にヨーロッパで虐殺されたユダヤ人を追悼するために建てられました。711基の石碑が並んでいます。
石碑はそれぞれ大きさが異なっており、石碑間の道を歩くと、ベルリンの中心地にいるのを忘れて、思わず考えさせられてしまう空間です。
トポグラフィーオブテラー
ナチス時代の秘密警察の本部跡地に建てられた博物館。当時の写真がパネル展示されており、その暗黒の歴史を学ぶことができます。入場料は無料。
ベルリンの博物館を巡るコース
アレキサンダー広場からブランデンブルク門までの間にあるシュプレー川の中州に、博物館・美術館が集まっています。世界遺産にも登録された「博物館島」です。
世界的美術品が集まっているので、天気が悪い日は博物館巡りに時間を当ててみるのはいかがでしょうか。お得なチケットの購入方法については、関連記事に書いてますので参考にしてみてください。
【関連記事】滞在期間別!ベルリン市内の美術館をお得に鑑賞する方法
ペルガモン博物館
紀元前2世紀頃に栄えたペルガモン王国やギリシャ・ローマの遺跡が展示されています。そのまま移築された遺跡も多いので、圧倒的な迫力があります。
博物館島の中でも人気が高い博物館で、ハイシーズン時には常に入場までに行列が。予約をしておくと、スムーズに入場できます。
ボーデ博物館
ビザンチン時代の美術が中心に展示された博物館。重厚なドームがある建物も特徴的です。
旧博物館
博物館島のシンボル的博物館。それは、ギリシア神殿を思わせるその佇まいゆえ。その前に広がる庭園では、天気が良い日には人々が日向ぼっこを楽しむ姿を見ることができます。
博物館自体は、エジプト美術の展示が中心です。
新博物館
新博物館の注目美術品は、エジプトのネフェルティティ像。紀元前14世紀の作品で、当時の王妃をモデルに作られた今日像です。滑らかな曲線には、はっと息を呑む美しさがあります。
ベルリン観光中どこに泊まる?
ベルリンで宿泊するのに最も便利なエリアは、「ミッテ地区」です。交通の便が良く、どこに行くにも便利です。
MOXY Berlin Humboldthain Park
広々とした公園のすぐそばにあるホテル。Gesundburunen駅のすぐ近くで、ベルリンの観光客に人気のある地下探検ツアーの開催場所付近でもあります。アレキサンダー広場までは、電車で10分。
Downtown Apartments
バルコニー付きの広々としたレンタルアパートメント。ミッテ地区にあります。素敵なインテリアも特徴。
Hotel Gunia
一方こちらは西ベルリン、ショーネベルク地区にあるホテル。ビジネスにも観光にも便利な立地です。
まとめ
まだまだ書き足りないですが、この辺で一度筆をおきたいと思います。もっと他にもできることはないか気になる方は、他の記事もチェックしてみてください。
皆さんのベルリン観光が充実したものになりますように!
ではでは。