カラオケは、世界共通語になっているってご存知でした?
海外に行くと、意外と「カラオケ・バー」や、「カラオケ・パーティ」といったものに出くわすことがあります。日本で生まれたカラオケ文化は、もはや世界に広がっているんです。
今回は、ベルリンで夏の間だけ開かれるカラオケ大会に行ってきたので、レポートをお送りします。
毎週日曜開催!カラオケ大会とは?
日本人の私達からすると、カラオケといえば、カラオケボックスの個室を思い浮かべる人が多いのでは?ベルリンのカラオケ大会は、「野外」なのです。
確かに、そこに音楽とマイクと、歌う人がいれば、個室だろうと野外だろうと、カラオケはカラオケですもんね。
このカラオケ大会は、夏の間、毎週日曜日の午後に開かれます。夏の風物詩、といったところでしょうか。主催者は、Joe Hatchibanさん。2009年に開催し始めて、既に7年目!凄い!
個人でやっているから、そんなに規模は大きくないのかと思ったら大間違い。その盛り上がりっぷりは、野外フェスさながら。
今回は、ドイツ人の人もいれば、オーストラリア人やオランダ人の参加者もいました。観光客や移住者が多いベルリンならでは。
進行も英語で行われます。手を上げれば誰でも歌うチャンスがあれば、その場にいるだけで参加者のひとりとなれます。ここには差別も何もない。誰もが日曜の午後を楽しめる場所なのです。
日曜日のベルリンならではの風景
カラオケ大会が開かれるマウアーパークは、ベルリンの北部に位置する大規模な公園。ドイツでは、日曜日にほとんどのお店が閉まっているために、自然と人が公園に集まってきます。何故なら・・
1)どこでもBBQ
夏の公園では、皆BBQを楽しみます。コンロを持参しては、ソーセージやじゃがいもなど思い思いのものを焼いて、ビール片手に楽しむ。それが、ここでの日曜日の楽しみ方!
日曜日のマウアーパークでも、カラオケ大会の近くでBBQを楽しんでいる人がたくさんいました。
美味しそう〜
2)どこでもストリートパフォーマンス
日曜日のマウアーパークでは飽きることがありません。何故なら、ストリートパフォーマーがいたるところでパフォーマンスをしているから。バンドの演奏があったり、弾き語りがあったり、ダンスがあったり。
ここでは、皆思い思いの時間を過ごします。
3)どこでもビール瓶回収
人が集まる所に必ず集まるのが、ビール瓶! 皆思い思いの時間を、ビール瓶片手に過ごしますからね。
ドイツでは、ビール瓶を始めとした飲料容器にデポジットを支払わなくてはいけません。そして、容器を返却してデポジットを返してもらえます。そのため、デポジットの返金を得るため、ビール瓶を集める人がいるのです。
大きな袋やスーツケースを持って集める人を路上でよく見かけますが、日曜日のマウアーパークの場合は規模が違いました。
なんと、買い物カート!
これだけたくさんビール瓶が集まれば、カートの価値はありそうですね。
カラオケ大会Tips
日曜日にマウアーパークのカラオケ大会、行ってみたくなりましたか?最後にちょっとしたアドバイスを。
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- – カラオケ大会は、7−9月の毎週日曜日、マウアーパークで開催されます。
- 開催情報は、ウェブサイト(BEARPIT KARAOKE)とFacebookページで確認を。
- マウアーパークでは、毎週日曜日にフリーマーケットが開催されています。オススメです!
- 飲み物や食べ物の持参は自由です。持参しなくとも、マウアーパーク内で販売しているので、ご心配なく。
夏のベルリンの風物詩、生で見に行ってみては?その際には、日本人代表として是非マイクを握ってみてください!
ではでは〜