そう思ったこと、ありませんか?私は、事あるごとに、どこに住もうか脳内妄想が始まり、止まらなくなります。
スペインにも住みたいし、でもカナダも行ってみたい。アジアだったらシンガポールかな。
そんなに好きな所に住むのなんて無理じゃないかって?
そんなことないんです。 最近は「色々な国・都市に住む」ことが難しくなってきているのです。
ほんの一昔前までは、家を購入し、ひとつの会社で働くのが一般的でした。
しかし今では、リモートワークが増え、フリーランスという働き方を選択する人が増えています。それとあわせて、人々はどこでも仕事ができるようになってきているのです。
かくいう私も、今は週の半分を会社で、残り半分はフリーで活動中。場所をとらわずに働けるので、旅行と仕事を合わせて違う都市にいくこともしばしば。最近では、スロバキアのブラチスラバに行って仕事してきましたー。
今はベルリンに部屋を借りて住んでいるのですが、借りている部屋がなければもっと自由に移動できるのになーと思っていたところ・・!
世界中の好きな都市に部屋を借りてに住むことができるサービスを発見!
それが、Co-livingです。英語で直訳すると「共同生活」。最近では、世界中にて移動する人向けの共同生活の場所が生まれてきているのですよー。
シェアハウスもこれに近いけれど、Co-livingの考え方はもっと先進的。仕事をし生活をするノマドやフリーランス向けの場所で、シェアオフィスや交流スペースを兼ね備えた住居なのです。
Co-livingとは基本的に週〜月単位で、好きな場所で暮らすというもの。シェアハウスは定住型ですが、Co-livingは移動型と言えそう。宿泊業界はairbnbのサービスが出現して、一気に変わりましたが、これからもっと、宿泊と住居という概念が変わってきそうな見通し。
どうしてCo-Living?
移動して暮らすという手段には、ホテルやホステルに泊まり続けるという手段もあるけれど、それだと生活感が出ない。ホステルにはキッチンがあるけれど、基本的には旅行者向けなので人の出入りが多く疲れてしまいそう。
一方、場所を問わず賃貸で部屋を借りるというのは結構大変です。お金を積めばできなくもないけれど、いつ移動するか(いつ移動したくなるか)わからない身に置いては、6ヶ月や1年契約って重いんですよね。
これらを踏まえると、日・週・月単位で契約でき、かつ生活スタイルを作りやすいCo-livingは移動者の味方なのです!
そこで、今回は私が注目するCo-livingのwebサービスを紹介していきます。
私が注目するCo-livingサービス3つ!
1)Roam
Roamは、世界中のあるお洒落で素敵なCo-livingとCo-workingスペース。現在は、インドネシアのウブドとアメリカ合衆国のマイアミとスペインのマドリードにCo-livingの住居を構えています。
利用者は、月額$1800(約20万円)か週額$500(約5万5千円)を払えば、世界のどの住居でも生活することができるんですよー。ひとつの部屋にではなく、世界中の部屋に家賃(使用料)を払うイメージですね。マイアミにもマドリードにも自分の部屋があるなんて、ワクワクしません?ウェブサイトのトップ画像のお姉さんの表情がそれを物語っていますよね?
2) CoWoLi
CoWoLiは、Co-workingとCo-livingを組み合わせた造語。その名の通り、コワーキングスペースがある生活拠点を検索することができます。運営するのは、ベルギーを拠点としたデジタルノマド達。世界各地のコワーキングスペースや住居を取り扱っています。
こちらは、物件毎に価格が設定されているので、利用期間に合わせて料金を支払うことになります。
Co-livingで世界で暮らそう!
「ひとつの都市の部屋を借りて暮らす。もしくは買って暮らす。」という従来の暮らし方の選択肢に加えて、これからは「世界にある部屋を移動しながら暮らす」というのが選択肢に入ってきそうです。今週はタイで仕事をして、来週はスペインのマヨルカ島のビーチで仕事をするなんて、夢のよう。でも、それはもう夢ではなく、やろうと思えば誰でもできてしまう時代なんですよ!
実際にこういう働き方やライフスタイルをしている人はたくさんいますし、これからどんどん増えていくはず。私ももっと身軽に動きたいなあと思っているところです。
Co-livingに関していえば、きっともっと関連した面白いサービスが出てくるに違いないでしょうし。これからの動向が見逃せませんね。
どこの国・都市が自分に適しているのわからない?それなら、Teleportでチェックしてみるといいかも。私は最近試してみて、意外な都市が選ばれてビックリしました。
→ 現住地が一番とは限らない?Teleportで自分に適した都市を探してみた
試しにやってみると、面白いですよ〜!
ひとつの場所に縛られずに、好きな場所で生きるライフスタイルはきっとこれから主流になってくるはず。皆さん、どこに住んでみたいですか?
ではでは〜。