都内には、魅力的な美術館や博物館がたくさんあります。お得に、芸術鑑賞したいと思いませんか?
今までヨーロッパの美術館のお得な利用方法を紹介してきましたが、日本にも超お得なミュージアム・パスがあるのを発見しました!
このミュージアム・パスとは、東京都歴史文化財団が発行している「ぐるっとパス」です。さて、どんなに便利なチケットなのか、早速ご紹介していきましょう。
ぐるっとパスはこんなにお得なチケットです
ぐるっとパスとは、東京都内の美術館・博物館で使える共通入場券&割引券のチケット集です。この1冊で、都内の79の美術館・博物館に入場、もしくは割引を受けることができます。
販売価格は、たったの2,000円!2〜3箇所入館しただけで元が取れてしまう金額ですね。
ぐるっとパスには更に素晴らしい点があります。なんと、ぐるっとパスの有効期限は、最初の利用日から2ヶ月間もあるのです!通常ミュージアム・パスというと、観光客向けの当日〜数日間有効のものが多いと思います。このぐるっとパスは、観光客の方も使えますが、都内在住や滞在する方が大きくメリットを享受できるチケットです。
2ヶ月間のうちには8回週末があるので、ぐるっとパスを使って思う存分美術館巡りを楽しむことができますね!
無料で利用できるオススメ美術館&博物館!
79の施設で利用できるって書いてあるけれど、実際のところ「無料」で入場できる美術館は少ないんじゃないの?と思った方も多いかもしれません。私も最初そう思っていたのですが、ぐるっとパスで利用できる美術館のリストをじっくり見てみると、想像以上に「無料」で利用できる美術館が多いのです。
その中から、私が個人的にオススメする美術館&博物館を紹介します。
江戸東京博物館(常設展入場料無料)
両国にある江戸東京博物館。常設展では、江戸時代の文化や暮らしが展示されています。ミニチュアで再現された江戸時代の町並みは、 当時を再現しミニチュアが多く、見ているだけで楽しい。外国人観光客にも人気です。
日本科学未来館(常設展入場料無料・ドームシアター利用は追加料金必要)
お台場にある日本科学未来館。プラネタリウムが観れるドームシアターが有名ですが(ぐるっとパスでは追加料金が必要)、常設展示もすごく見応えがあります。最新の科学技術を学ぶことができるので、お子さん連れの家族から、友達同士やカップルでも楽しむ事ができます。
江戸東京たてもの園(常設展・企画展共に無料)
個人的に最も好きな施設である、江戸東京たてもの園。都心から少し遠く、交通の便も少し悪いのですが、とっても魅力ある施設です!広大な敷地の中に江戸時代から昭和時代までの建造物を復元してあり、昔にタイムスリップした気分を味わえる場所です。
相田みつを美術館(企画展無料)
相田さんの力強い筆使いの作品を目にしたことがある方は多いのではないでしょうか?相田みつを美術館では、書家・詩人として活躍した相田みつをさんが残した作品を、テーマ毎に企画展として展示しています。ここは、いつも何か新しい発見だったり好きな言葉に出会える場所です。大手町の東京国際フォーラム内にあり、交通の便も良いです。
他にも無料で利用できる施設はまだまだたくさんあります。また、国立新美術館や上野の森美術館、国立科学博物館といった有名施設でも、ぐるっとパスで割引が適用されます。本当にお得ですね〜
どこで、いつから手に入れることができる?
2016年度のぐるっとパスは2016年4月1日販売開始です。ぐるっとパスが使用できる美術館&博物館79施設以外に、東京観光情報センター(都庁1階)や浅草文化観光センターといった販売窓口でも購入できます。詳しい販売期間や販売方法については、ぐるっとパス事務局のウェブサイトまで。
ぐるっとパスを活用して、美術館&博物館巡りを楽しんでみてはいかがでしょう?