最近は語学学習アプリHello talkでずっとスペイン語を使っているので、頭の中がスペイン語になってきました。今までスペイン語圏の友達ってスペイン人とメキシコ人くらいだったのですが、Hello talkのおかげで、他の南米圏のスペイン語圏の人とも絡めるようになってきました。
実際、中南米の国のことってなかなか日本にはいってきませんよね?地球の反対側だけに、いまだ交流が取りづらい。折角交流を持てたのので、もっと彼らの国のことを知りたい!と思い、語学パートナーのみなさんにお国自慢をしてもらおうと思います。
まず気になるのは、食事ですよね。今回は、【食事編】ということで、コロンビア・チリ・アルゼンチンの語学パートナーに美味しい食事を紹介してもらいました!さて、どんな料理が出てくるのでしょうか。
中南米食事自慢 コロンビア編 Jorge君 24歳
まず最初のエントリーは、Jorge君24歳。大学で勉強しながら、教授助手としても働いているそうです。
まず挙がったのが「Bandeja paisa(バンデハ パイサ)」というコロンビア版定食。豚肉と赤豆の煮物、白米、目玉焼き、ひき肉の炒め物、アボカドなどなどが一皿に少しじつのせられた料理です。コロンビア北部に位置するAntioquia地方とPaisa地方の伝統料理だそうです。
もう一つの料理がこちら、「Sancocho(サンコチョ)」というスープです。コロンビアの伝統料理ですが、他のカリブ海や中南米の国々でも独自のレシピで食べられているそうです。アジアにおけるカレーライスのような位置付けでしょうか。牛肉、豚肉、ソーセージ、鳥の手羽先、とさまざまな種類のお肉がてんこ盛りじっくり煮込むため、作るのには3−4時間の時間を有するそう。それでも待つ価値ありの美味しさなんだ!と熱く語ってくれました。
コロンビア編2 Yiyisitaちゃん 28歳
ミュンヘン工科大学に留学中のYiyisitaちゃん。ドイツ在住のスペイン語スピーカーと友達になりたいと探していたところ、連絡を取り始めました、Yiyisitaちゃんにも、コロンビアの食卓事情について聞いてみました。
すると、Sancocho(サンコチョ)の名前がまず挙がりました。やはり、Sancochoがコロンビアの第一のソウルフードのようですね。家庭によって、おふくろの味があるとのことです。日本でいう、肉じゃがみたいなもので、美味しいSancochoを作って、女子は男子の胃袋を掴むのかもしれません!
あとは、海沿いの新鮮な魚料理も紹介してくれました。コロンビアもまた、地方によって食べる料理が違い、沿岸沿いでは新鮮な魚料理が有名なのだそうです。
中南米食事自慢 チリ編 Nicolas君 20歳
チリからは、Nicolas君20歳です。大学で勉強しながら、バンドも組んでる男の子。チリにも、美味しい煮込み料理があるとのこと!それは、「Cazuela(カスエラ)」こちらの料理も、肉と野菜を土鍋で煮込んだ具沢山のスープです。
そして、付け合せには「Ensalada Chilena!(エンサラダ チレナ)」訳すと、チリのサラダです。トマトとレタスのシンプルなサラダですが、どんな料理にも付け合わせて食べることが多いのだそうです。まさに名前のごとく、チリを代表するサラダなのです。
「masa frita(マサ フリタ)」というカボチャのフリットの写真を送ってくれました。おやつにアツアツの揚げたてを食べるのだそうです。美味しそう!日本にも似た様な食べ物があるよ、と「かぼちゃの煮物」の写真を送ってみましたが、あまり興味は示されず・・。確かに味がわからないと、ただカットされたカボチャに見えるので、しょうがないですね。
中南米食事自慢 アルゼンチン編 Matpías君 27歳
アルゼンチンで、英語を教えているMatpías君にもアルゼンチン自慢の料理を教えてもらいました!まず開口一番に出てきたのが、「Cazuela(カスエラ)」です。「あれ?カスエラってチリ料理じゃないの?」と疑問を抱く人も多いはず。私もそうでした。そのままMatpías君に聞いてみると、
「そうなんだよ!自分もチリの友達と食事の話になったとき、共通したものがたくさんあって驚いた!」とのこと。アルゼンチン人もチリとの食事の共通点に驚くみたいです。日本でも、中国料理の影響を受けた料理はたくさんあるのと同じなのですね。
また、アルゼンチンといえば、大量にお肉を食べるお国柄。前職のアルゼンチン人同僚は、毎食ステーキを1キログラム平らげると聞いて、たまげたことがあります。
【まとめ】中南米の人の源は肉料理とスープ料理?
こうして中南米の自慢の料理を聞いてみると、日本とは違った食習慣があることがわかります。どの国からもスープ料理が挙がったのが特徴的でした。そしてみんな口を揃えていたのが、肉をたくさん食べる、ということ。
中南米の人々の明るさや情熱的なところは、こういったパワフルな食事が源になっているのかも?それにしても、語学勉強を通じて色々な文化を知れるのは面白い経験です。語学はこうやって楽しく勉強していくのが一番、ですね!