マドリード観光の最大の見所は、三大美術館(プラド美術館・ソフィア王立芸術センター・ティッセン=ボルネミッサ美術館)です。
【参考記事】
マドリードの有名3大美術館に無料で入館できる方法を紹介します。
でも、もう一つ、個人的に「穴場」と認定した、美術館があります。それが、盲目美術館です。盲目美術館という名前から、盲目の方しか行けないのでは?楽しめないのでは?という印象を受けますが、そんなことはありません。目の不自由な方も、目の不自由ではない方も、同じように芸術を楽しめるように出来ているのが、盲目美術館の魅力。
今回は、私がマドリードの観光の穴場と睨んでいる盲目美術館についてご紹介します。
盲目美術館って?
前述の通り、盲目美術館は、盲目の方に対応した展示がされています。盲目や盲目の方が使用する器具の歴史の展示の他に、触ることができる世界遺産のミニチュアが展示されています。
このミニチュアは、盲目の方が、触れられるようにだけではなく、目の見える私たちが、盲目の方がどのように触覚から世界を感じているかを体験してもらう、という目的があります。
ついでに申し上げますと、盲目美術館も入館料が「無料」です。入館が無料なら、気軽に行くことが出来ますよね。
Information
盲目美術館
住所:El Museo Tiflológico C/ La Coruña, nº 18. 28020 MADRID
最寄駅:エストレッチョ(Estrecho)駅(1番線)
開館時間:火曜ー金曜 10:00~14:00, 17:00~20:00 土曜日 10:00~14:00
休館日:月曜日、日曜日、祝日
盲目美術館で触れる事が出来る世界遺産を一部紹介します。
この盲目美術館に展示されている世界遺産のミニチュアは、かなり精巧に出来ており、ひとつひとつが存在感があります。通常、こういったミニチュアの展示品はほとんどの美術館や博物館で触れることが出来ないので、手で触れることが出来る、というだけでテンションが上がります。
【まとめ】無料で世界遺産に触れることが出来る盲目美術館へ
写真で、世界遺産のミニチュアの精巧さとダイナミックさ、伝わりましたでしょうか。実際に手で触れることが出来る、盲目美術館、是非機会があれば足を運んでみてください。