日本に1ヶ月滞在中、息子を保育園に一時保育で預けることに成功しました。おかげで日本の保育園生活を息子と私は少しだけ体験できたのです。手続きには大いに実母の手を借りましたが・!
一時帰国中に一時保育を利用したい人は他にもたくさんいると思うので、利用するまでの流れと用意したものを紹介してみます。
一時保育を利用するまでの流れ
役所に一時保育について相談
ドイツに引っ越した際に住民票を抜いたので、住民票はありません。住民票なしでも一時保育の利用は可能か、実家がある役所に母親に相談に行ってもらいました。
実は、1年前に一時帰国した際にも役所に電話して相談したのですが、その際は一時保育の枠が少ないため住民票がない私と息子の利用は難しいと断れた経験があったのですが。
今年は一時保育の受け入れ施設が増え、利用枠が増えたことから一時保育利用の許可が出ました。
一時保育の中にもいつくか種類があり、住民票がなく、ドイツで仕事をしているとはいえ日本で仕事する証明もないので、一番月の利用回数が少ないゆとり保育を利用できることになりました。
ゆとり保育は、月3回保育施設に8:30から15:30まで子供を預けられる制度。通常自宅保育している親が用事やリフレッシュを目的に利用することを前提とされています。
書類提出
私たちは、4月と5月に利用を希望していたのですが、3月は年度末で忙しいとのことで3月の20日以降に手続きを開始しました。一度母親が受け入れてくれる保育施設に向かい、役所から渡された書類を提出。
顔合わせ
4月には、入園式が終わった後に再度息子と私も一緒に保育施設に訪問し、他の書類を提出、ゆとり保育の1日の流れや必要なもの、息子のこと(アレルギーの有無など)を聞かれたり説明を受けました。
この時に、一時保育を利用する日をすり合わせ。一時保育の利用の目的が、日本で他の子供と交流させること、だったので、他にも利用する子がいる日を選びました。
必要なものの準備
日本の保育園に通わせることで一番驚いたのが、やはり準備するものの多さでした。ドイツとスペインの保育施設に通わせたことがことがありますが、こんなに準備するものはなかったです・・。
どんなものが必要だったか紹介しましょう。
おしぼり3本
汚れ物やおしぼりを入れる巾着 3枚
スプーンとフォーク
コップ
白飯(保育所で給食が出るのですが、3歳以上は白飯持参でした)
お尻拭き
汚れた時のための着替え
おむつ(名前を書く)
おむつ替え用タオル
おむつ持ち帰り用のゴミ袋
お昼寝布団一式(敷布団、掛け布団、シーツ)
100均でほとんどのものを準備をしましたが、これほど用意するものがあるとは・・。お昼寝布団は月3回しか使わないのに、そこそこ値段がするので新品を買うかどうか迷ったものです。
最終的には、洗濯可能な敷布団だけ購入。掛け布団は実家にあった代わりになるブランケット、シーツの代わりにバスタオルを使うことにしました。
計6回一時保育を利用してみて
一番最初に利用した日は慣らし保育ということで、半日だけの利用でした。ドイツで毎日朝から夕方まで保育園に通っているのに関わらず・・。でも、日本とドイツ環境が違うので子供のストレスにならないようにという配慮からのようでした。
2回目の利用からは、朝からお昼寝まで問題なく通えるように。ゆとり保育を利用する子が少なく、私の息子が利用した日はどの日も、息子ともう一人の子二人。対して保育士さんが二人と手厚い感じでした。
ゆとり保育の1日は、午前中は外遊びをし、お昼ご飯を食べて、お昼寝。そして、おやつを食べた頃にお迎えの時間となります。
私は一時帰国中もリモートワークで仕事をしていたので、ゆとり保育で子供を預かってもらえたのは本当に助かりました。
住民票がなくても、ゆとり保育(一時保育)を利用させてもらうことは場合によって可能なみたいなので、必要があれば役場の方に聞いてみてはいかがでしょうか。
ではではー。