育休中に何か新しいことをして形に残したい、と思いKindle本用の原稿を書き始めました。約1年半の育休中に、出版する用の原稿は書き終えていたのですが、出版する前に育休は終了。
その後、復帰した仕事と息子の体調不良に翻弄されまくり、Kindle本出版のための時間を作れずに、育休明けから1年経ってしまっていました。原稿を書き始めてからもう2年経っています。
このままでは、せっかく書き溜めた原稿は日の目を見ないと思い、Kindle本出版を再度進めることにしました。
タイミングもちょうど良かったです。
- 息子の体調が安定し保育園に安定して通えるようになってきた。
- 週1でベビーシッターさんに保育園のお迎えしてもらえるようになった。
おかげで、仕事以外にまとまった時間を作れるようになったのです。
Kindle本出版まで辿り着くまでの流れ
ここでは、時系列でKindle出版に辿り着くまでの流れを紹介します。しつこいですが、原稿を書き始めてから2年も経ちました。
本を書くというのは、なかなか大変な作業です。時間が取れるなら、一気に原稿を書いて出版までしてしまったほうが良いのは確かと思います。
でも、時間がなかなか取れなくても、踏ん張れば、出版まで至ることは可能ということを声を大にして伝えたいです。
育休中
書きたい本の方向性を決める
出産後、慌ただしい毎日に翻弄されていたのですが、ドイツでの妊娠・出産という貴重な経験を文章にまとめておきたいと思いました。
ブログやnoteで公開することも考えたのですが、新しい方法を試したいと思いKindleで出版することに。
本にどんな内容を盛り込むか、Word文書に目次を作り、本の方向性を決めていきました。
文章作成・編集
目次のタイトルに合わせて、500−1000字ほどのエッセイをどんどん書いていきます。主には、息子が昼寝している時間を使って文章を書いていました。私の場合、妊娠・出産のエッセイなので、経験したことの記憶が新しいうちに書き進められておいて良かったです。
KDP に登録
紙の本を出版するのは敷居が高く感じますが、電子書籍出版は想像するより簡単です。電子書籍出版で検索をかけると、たくさんのブログ記事や動画でやり方を学ぶことができます。
電子書籍関連のブログ記事を参考にKindle本を出版する第一歩として、KDP (KidleDirectPublishing)に登録しました。KDPに登録すると、ここから電子書籍のセルフ出版することができるようになります。
この時一気に出版してしまえば良かったのですが・・。それでも、KDPのアカウントを早々と作っておいたおかげで、時間の余裕ができた今、すぐにKindle本出版まで一気に進めることができました。
1年の空白期間
KDPに登録したものの、育休明けが近づき、仕事復帰の準備にエネルギーと時間を使い始めるように。いつかは出版しようと思いつつも、Kindle本出版プロジェクトは忘れ去られて行ったのでした・・。
仕事に復帰して1年。保育園に通わせ始め1年経って、やっと息子が体調を崩すことが少なくなり保育園に安定して通えるようになりました。
空白期間後1週間で出版!
文章書き直し
仕事も保育園も安定してきて、自分の時間を持てるように。そこで、お蔵入りになりつつあったKindle本用の原稿に取り掛かり始めます。
文章はすでに完成していたのですが、推敲し文章を書き直しました。
友人に読んでもらう
書き終わった文章は、信頼している友人に読んでもらいました。友人に読んでもらうのも緊張したのですが、「読みやすかったよ。」という友人の言葉でモチベーションが上がりました。
そして、友人からもらったフィードバックを元に、再度内容を調整。
Canvaで本の表紙作成
本の内容が完成したので、表紙を作成します。イラストの外注で利用したことのあるココナラを使うことも考えたのですが、今回はCanvaを使って自分で作成しました。
Canvaのプロアカウントを作れば、数々の素敵なデザインを利用し、ブックカバーやブログのサムネイルなどを簡単に作れるのです。
電子書籍は、画面上で本の表紙が表示されます。そのため、文字を大きめにすること、そして帯をつけて目を引くように気をつけました。
KDP にデータを上げ、出版申請
本の表紙と原稿が完成したので、KDPにデータをアップロードし、出版申請します。一番時間がかかったのが、本の中身の微調整です。
データをアップロードすると、プレビューを使ってタブレットとスマートフォンでどのように本が表示されるか確認できます。私は写真を何枚か挿入したのですが、この写真が変な位置に表示されてしまっており、何度か原稿の調整、プレビューの確認を繰り返しました。
全ての準備が整ったら、出版申請。審査に通されます。審査と聞くと、落ちるのではないかと思ってしまいますが、調べたところによるとよほどのことがないと落ちることはないそうです。私の出版申請も、24時間経たないうちに審査を通り、無事出版されました。
終わりに
2年かかったKindle本出版プロジェクト。自分の書いた本が、電子書籍の一覧に表示された時は本当に嬉しかったです。時間はかかったものの、ほぼ自分一人で電子書籍を出版できてしまうことに感動しました。
2万字の本なので、比較的短時間で読めると思うので是非読んでもらえると嬉しいです!
KindleUnlimitedに入っているので、読み放題で読んでもらった方がお得かと思います。