スペイン語であけましておめでとうは、「Feliz Año Nuevo(フェリス アニョ ヌエボ)」といいます。
日本で年賀状を送り合い新年の挨拶をしますね。最近は、オンラインでの新年挨拶が主流になりつつあります。
スペインでも、Whatsappといったメッセージアプリで、新年挨拶をこめた画像や動画を送り合うのが主流です。
Feliz Año Nuevo mensajesやFeliz Año Nuevo frasesで検索をすると、様々な画像や表現が出てきます。
今回の記事を書くにあたって、色々な新年表現を読んでいて、シンプルだけれどスペインらしさが出ていていいなあと思ったものをピックアップしました。
Año Nuevo, vida nueva. Pero siempre contigo. (新しい年、新しい人生。でも、いつもあなたと一緒に。)
Aunque la vida no sea la fiesta que esperabas, ¡nunca dejes de bailar!(人生が期待していたようなお祭りのようなものではなくとも、踊ることはやめないで!)
引用 Transmite tus mejores deseos para el Año Nuevo
大晦日と元旦の過ごし方
スペイン語で大晦日は、NocheVieja(ノチェビエハ)と言います。大晦日と元旦は、祝日ですが、一月二日からは通常の生活に戻ります。
大晦日には、クリスマスと同じようにいつもより豪華な夕食を家族、または友人と取った後新年までのカウントダウンをします。
スペインの年越しといえば、この新年までのカウントダウン(Las campanadas)が特徴的。カウントダウンは、鐘を12回鳴らすのですが、その12回に合わせて、マスカットを一粒ずつ、新年の願いを思い描きながら食べていきます。
12秒でマスカット12粒食べるのは結構な作業でして、事前にマスカットの皮を剥いておいたり、種をとって準備する人も。これらををズルだとして、やらない人もいます。
私も毎年やっていますが、喉に詰まらせたら大変なことになるので、無理をしないようにしながら食べています。
マスカットを食べ終わり、新年になったら、Cava(スパークリングワイン)で乾杯するのが恒例です。
マドリッドで新年のカウントダウンをするならば、Puerta del Solへ。ここに、大晦日にたくさんの人が集まり、カウントダウンをし、新年を祝います。毎年スペインでテレビ中継されるのがここです。
ちなみに、元旦は特に恒例の行事はありません。大晦日に夜更かしして騒ぐ人が大半なので、大人しく過ごします。レストランやスーパーもほとんど営業していません。ゆっくり起きた後はお腹に優しいものを食べて、散歩したりして過ごす人がほとんどだと思います。
終わりに
スペイン風に新年を迎えたいのであれば、新年までのカウントダウン時に、マスカットを食べて、お祝いしてみてはいかがでしょうか。くれぐれも喉詰まりには気をつけてくださいね!
ではではー。