エメラルド色の澄んだ海に囲まれたクロアチア・コルチュラ島。クロアチアの中でも美しいと名高いビーチがあると有名な島です。クロアチアでアイランドホッピングをするなら是非訪れておきたいところ。
今回は、コルチュラ島観光に必要な情報をぎゅっとまとめて紹介していきます!
コルチュラ島ってどんな島?
コルチュラ島は、ダルマチア諸島の属する島。マルコ・ポーロ生誕の地とも言われており、歴史ある島でもあります。
島全体がアドリア海に面しており、ビーチもたくさん。コルチュラ島は、ワイン醸造も盛んな島で作られたワインを楽しむこともできますよ。ドゥブロヴニクやフヴァル島に比べると観光客が少ないので、ゆっくり過ごしたい方には最適です。
コルチュラ島観光のモデルコース
それでは、コルチュラ島でどんなことができるのか詳しくみていきましょう。
コルチュラ島の旧市街へ
コルチュラ島の中心地は、島の名前と同じ名前の町コルチュラです。ここに多くのフェリーが停まるので、コルチュラ島を訪れる際の玄関口でもあります。
コルチュラの旧市街には、マルコ・ポーロの生家も。しかし、ここは2020年まで改装中出そう。代わりに、マルコ・ポーロの塔には登ることができます。内部にマルコ・ポーロ関連の展示はないのですが、塔からコルチュラ島旧市街の景色を眺めることができます。私は、宿泊先から素晴らしい景色を望めたので、登りませんでした。
旧市街にはマルコ・ポーロ関連施設がいくつかあり、お土産物屋さんも沢山。マルコ・ポーロ生誕の地には諸説あり、コルチュラ島説は確定説ではないそうですが。
PrzinaビーチとBilin Zalビーチ(ルンバルダ)
コルチュラ島には、クロアチアの中でも評判の高いビーチがいくつかあります。数日コルチュラ島に滞在して、いくつかビーチを巡ってみてはいかがでしょうか。
ルンバルダ(Lumbarda)は、コルチュラ島東部にある海岸沿いの町。ここには、二つのビーチPrzinaビーチとBilin Zalビーチがあります。Przinaビーチの方が広く、人気が高いです。私たちもPrzinaビーチへ行きました。クロアチアのビーチは、砂利浜が多いのですが、ここは砂浜です。
コルチュラからの行き方
コルチュラのバスターミナルから、ルンバルダ行きのバスに乗ります。バスの頻度は約1時間に1本。帰りの時刻表もチェックしておいた方が安心です。
バスは、ルンバルダ町中心部でも止まりますが、ここでは下車せず、最後の停車地まで行きましょう。ここが一番ビーチまで近いです。ビーチまでは歩いて5分ほど。葡萄畑の中を歩いていくので気持ち良いですよー!
Przinaビーチのアドバイス
日陰はほとんどないので、パラソルを借りるのがいいと思います。ここには簡易なレストランはあるが、値段は高めで量や味は微妙。ビーチに一番近いバス停付近には全くお店がないので、飲み物や軽食を事前に買い込む場合は、コルチュア旧市街にあるスーパーかルンバルダ中心地にある店を利用しましょう!
Vajaビーチ(ラチシチェ)
コルチュアからバスで30分のところにあるラチシチェ(Račišće)という町の近くにある隠れたビーチ。少し行きにくいのでルンバルダよりも人が少ないのも良いです。
コルチュラからの行き方
コルチュアバスセンターから一日に数本バスが出ています。土日はバスの本数がかなり減るので出来れば平日に行った方が良いかと。バスの時刻表はバスセンターで見れます。私たちは、11時のバスに乗ってララチシチェに行き、16時のバスで戻ってきました。
ラチシチェからVajaビーチまでは徒歩で10分ほど。急な坂があるので心していってくださいね…!でも自然いっぱいで気持ち良いですよ。
運転出来る方は、レンタルカーやレンタルモーターバイクでアクセスするのもありです。
Vajaビーチのアドバイス
ビーチには簡易な店がありますが、レストランはありません。飲み物や食べ物は持参しましょう。
コルチュラ島でどこで食べる?
コルチュラの旧市街にレストランが集まっています。宿泊先のオーナーさんにオススメしてもらったレストランがとても良かったので、紹介します。
Aterina
ベジタリアンフレンドリーなレストラン。レストランが契約した畑で栽培している野菜を使っているそうで、新鮮な野菜料理を食べることができます。私は、ペストのパスタをいただきました。
Konoba Mareta
比較的お手頃な価格で魚介料理から肉料理まで食べられるレストラン。私は海老を食べました!クロアチアの島では、魚介類を目一杯楽しみたいところです。
Konoba Adio Mare
新鮮な魚を食べられることで有名なレストラン。屋上テラスは常に人気で予約は必須。私達は前日夜に行って、テラス席の予約をしました。料理は美味しいのですが、ウェイターが素っ気なくサービスはあんまりよくないです。個人的にはKonoba Maretaの方が好きでした。
試した料理はイカスミのリゾット。他にも、新鮮な魚介料理がたくさん揃っています。
コルチュラ島でどこに泊まる?
コルチュア旧市街付近に泊まるのが便利です。フェリーやカタマランが泊まる港も旧市街からすぐそこ。
コルチュラ島旧市街近くの宿泊施設
Accommodation Drasko
旧市街までは徒歩5分、バスセンターまでは徒歩で2分のところにあるレンタルアパート。テラスからは海が一望できます!
Hotel Fabris
旧市街の入り口にあるホテル。豪華な朝食付き!
ルンバルダの宿泊施設
Apartments Lumbarda Beach
ルンバルダ湾を一望できるバルコニー付きのお部屋。ビーチまでは徒歩1分という好立地。
コルチュラ島への行き方
フヴァル島からはカタマランやフェリーで約一時間。ドブロブニクからは約二時間です。私たちが利用したカタマランの会社は、MB Kapetan Lukaというところ。運行スケジュールはこちらからチェックできます。6月ー9月は、観光客が多い時期なので、チケットは事前に購入しておいた方が安心。
一方、夏以外の時期はフェリーやカタマランの運行本数がかなり少なくなります。夏は観光客が多いので、時期をずらして訪れることもオススメですが、夏の変わり目の春(5月)や秋の初め(9月や10月)頃までが良いかと思います。冬は、観光客はほとんど来ないそうで、レストランなども閉まってしまうそうなので。
コルチュラ島に行くなら、前後に他の島を巡ってみるのもオススメです!
私たちは、コルチュラ島の前に行ったフヴァル島の記事はこちら。
コルチュラ島の後のドゥブロヴニクの記事はこちら。
クロアチア旅行のプラニングには、クロアチア旅程について書いた記事を参考にしてみてください。
最後に
コルチュラ島はスプリットやフヴァル島やドゥブロヴニクに比べて観光客が少なく感じました。コルチュア島は静かで私は今回訪れた場所の中で一番のお気に入りです。是非コルチュア島の美しいビーチを楽しんでくださいね!
ではでは。