昨年は、友人や家族が遊びに来てくれたおかげで、ドイツの様々な都市へ旅行する機会に恵まれました。ドイツは、歴史的にも文化的にも豊かな資源が豊富で魅力豊かな国です。私もまだ見尽くせてないですし、2週間で全てを見るのは不可能ですが、2週間の旅行でドイツの核を感じることは可能です。
今回は、2週間のドイツ旅行の旅程アイディアを紹介します!
【Day1-3】 ベルリン
たびのーとがお贈りするドイツ旅行は、ベルリンから始まります。ベルリンには、日本からの直行便はありませんが、KLMやAir Franceを利用すれば、割と便利に訪れることができます。ドイツ旅行は、ぜひ首都であるベルリンから始めてください!
私がベルリン在住だからというのもありますが、ベルリンはドイツ旅行では外せない都市です!近代史において、学ばなければならないことが、この都市には詰まっているからです。
ベルリンの壁や、ユダヤ美術館を訪れると、もう生の世界史を勉強できます。ぜひ、時間を作って訪れてみてください。
観光名所/やりたいこと
ー 博物館島の美術館へ
ー 国会議事堂を見学する
ー ブランデンブルク門を見に行く
ー ベルリンの壁を見に行く
ー ユダヤ美術館へ
ベルリンは、上記以外にも魅力的な場所が多いです。滞在するなら、最低3日は欲しいところ。もし、3日以上滞在することができるなら、
ー ポツダムのサンスーシ宮殿
ー ザクセンハウゼン強制収容所
これらに日帰り旅行を、旅程に付け加えることをオススメします!
お役立ち情報
ー 美術館を中心に周りたい人は、「 Museum card」の利用がお得。観光地を周りたい人は、「Berlin Welcome Card」が便利。こちらは、交通機関が乗り放題です!
ー テーゲル空港から市内への交通はこちらの記事で紹介しています。成田空港と違って、ベルリンは国際空港の市内へのアクセスが良いのでご安心を!
ー ベルリン市内の交通手段はこちらの記事で紹介しています。ドイツは、国内交通が割高です・・。1日券やグループ券を購入した方がお得になる場合が多いので、購入前に事前確認を!
【Day4】ドレスデン
4日目の朝、電車またはバスで、ベルリンを離れ、ドレスデンに向かいます。ドレスデンは、第二次世界大戦中に大打撃を受け、街が半壊しました。現在は復旧を遂げ、美しい街並みを取り戻しています。
ドレスデンにも、必見の美術館があります。それは、ドレスデン宮殿内美術館。ここには、ザクセン王国の王が集めた秘宝が、ぎゅっと詰まっているんです。本当に貴重なお宝がいっぱいです。私の友人と訪問したのですが、友人は「お宝をみて、目が潤った!」と目をキラキラ輝かせていました。本当に貴重な場所なんですよ。
観光名所/やりたいこと
ー ドレスデン宮殿内美術館で秘宝に酔いしれる
ー ツヴィンガー宮殿の広大さに圧倒されてみる
ー フラウエン教会で復旧したドレスデンの歴史を味わう
ー 王宮
⇨1泊2日で、ドレスデンを観光して周る方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
【Day5】 ケルン
ケルン大聖堂があるケルンへ。ベルリンからは、LCCのRyanairを使えば、1時間で飛ぶことができます。時期にもよりますが、安いときは片道15ユーロだったので、要チェックです。
ヨーロッパを旅行すると、様々な大聖堂を見る機会があるかと思いますが、ケルンの大聖堂は、その規模や佇まいは他に類を見ないものだと思います。大聖堂の目の前にカフェがあるので、そこから大聖堂を眺めながらお茶するのがオススメ。
観光名所/やりたいこと
ー ケルン大聖堂をじっくり味わう
ー ルードヴィヒ美術館で芸術鑑賞
ー ホーエンツォレルン橋で写真撮影
ー 展望台Köln Triangleでケルンを一望!
⇨1泊2日で、ケルンを観光して周る方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
【Day6】 マインツ
ドレスデンで1泊したら、次はフランクフルトへ向かいます。金融の中心地であるフランクフルトですが、あまり観光する場所はありません。なぜなら、私がまだ訪れていないくらいですから。
フランクフルトをどうしても見てみたいという特別な理由がなければ、フランクフルトのお隣の町マインツへの訪問をオススメします。マインツには、シャガールがデザインした「青の教会」がある町。
青のステンドグラスから差し込む光が、教会内を幻想的な空間に仕上げています。
マインツ自体は小さな町ですが、ドイツの田舎の町を思い浮かべるイメージ通りの町。ゆっくり過ごすには、絶好の場所です。
ホテルもありますが、airbnbに宿泊するのもオススメです。私たちは、友人が持っていた割引クーポンを使って、お安くairbnbで宿泊しました。まだairbnbを使ったことがなければ、こちらから割引クーポンがもらえます。
観光名所/やりたいこと
ー シャガールの青の教会で、青の空間へ迷い込む
ー マインツ大聖堂も見学しておく
ー ライン川クルーズ
⇨1日で、マインツを観光して周る方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
【Day7】ハイデルブルク
ドイツ鉄道を使って、マインツからハイデルベルクへ移動します。ドイツの電車は、よく遅れるだけではなく、プラットフォームが変わることもしばしば。
そのとき、ドイツ語でしかアナウンスがなく、電車を乗り過ごす・・なんてことになりかねません。実際、友人と私は、違う目的地へ行く電車に乗り、タイムロスしました。
海外旅行中にこういった失敗はつきものですが、できるだけ避けたいものです。電車に乗る前に、勇気を振り絞って、駅員さんやローカルの人に、正しい電車かどうか確認すると安心です◎
さて、話は戻ってハイデルベルク。ハイデルベルクは、ドイツ最古の大学がある、学生の町です。大学は、ハイデルベルクの旧市街にあり、石畳で雰囲気があります。また、旧市街に沿ってネッカー川が流れており、川沿いの景観もまた素敵です。
ハイデルベルク城は、これといって何もないのですが、城から見下ろすハイデルベルクの街並みは絶景です。
観光名所/やりたいこと
ー ハイデルベルク城を見学
ー カール・テオドール橋から写真撮影
ー 学生牢で学生のパワーを感じる
ー ハイデルベルク大学図書館で最古の大学の学生気分を味わってみる
⇨1日で、マインツを観光して周る方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
【Day8】 ローテンブルク・オプ・デア・タウバー
次の目的地は、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーです。さて、とうとうドイツの観光の目玉であるロマンティック街道にたどり着きました。ロマンティック街道とは、ドイツのヴュルツブルクからフュッセンまでの366kmの街道ルートで、「観光街道」とも呼ばれています。(参照:wikipedia)
なぜなら、この街道上には、ドイツの観光資源がたくさんあるから。その中のひとつが、ローデンブルクの街並みです。ローデンブルクは、戦争の影響で破壊された都市が多いドイツの中で、昔からの中世の趣を残す貴重な町です。
三角屋根の可愛い家が並んでおり、もう、「可愛い!」の一言につきます。
ー 夜警ツアーに参加する
ー PLÖNLEINで写真撮影!
ー クリスマスマーケットで年中クリスマス気分を味わう
⇨1日で、ローテンブルク・オプ・デア・タウバーを観光して周る方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
【Day9-11】ミュンヘン
バイエルン州の首都、ミュンヘンに辿り着きました!バイエルン州には、ビール製造所が集中しており、ビール好きにはたまらない地域です。
ミュンヘンもまた大都市なので、数日時間を取って滞在するのがオススメ。同じ大都市とはいえ、ベルリンとは全く違う雰囲気であることも感じ取れるはずです。
ー ビアホールでビールを飲む!
ー 仕掛け時計のショーを見学する
ー 聖ピーター教会からミュンヘンを一望
ー Viktualienmarkt(フードマーケット)へ
ー BMW博物館を見学する
⇨ミュンヘンを観光して周る方法はこちらの記事で詳しく紹介しています。
【Day12】 フュッセン ノイバンシュタイン城
シンデレラ城のイメージとなったとも言われる、ノイバンシュタイン城の最寄り町は、ドイツ最南の町フュッセンです。フュッセンまでは、ミュンヘンから電車で1時間。
フュッセンからは、バスでノイバンシュタイン城がある麓まで行くことができます。ハイキングルートもあるので、フュッセンに宿泊して、じっくり観光するのも良いかも。
ノイバンシュタイン城は、観光客に大人気。待たずに入場したいのであれば、朝早めに行くか、チケットを事前に予約をしておくことをオススメします。
お役立ち情報
ー ノイバンシュタイン城の予約方法は、こちらの記事で紹介しています。
ー ミュンヘンに宿泊して日帰りで訪問したい場合、ノイバンシュタイン城日帰りツアーに参加すると楽です。ミュンヘンから色々な日帰りツアーがあります。
【Day13】 ミュンヘンに戻る
フュッセンに宿泊した場合、13日目にミュンヘンに戻ります。ミュンヘンから日本に戻る場合はミュンヘンの空港へ。ベルリンから戻る場合は、ミュンヘンの空港からベルリンへ飛行機で移動してベルリンの空港から、日本へ帰国です。
時差・移動時間があるので、2週間の休暇で、最大13日間旅行に当てられるはず。いかがでしょう?2週間あれば、たっぷりドイツの都市を見て周ることができます!ドイツ旅行の際には参考にしてみてください。:)
ではでは。