最近は、日本でもリモートワークの導入が勧められてきていますね。私も、この1週間、海外でリモートワークをしてみました。
私は普段オフィスで働く会社員です。今まで、ライターの仕事を家でしたことはありましたが、会社というチームの中で働きながら家で働くのは初めての経験。
一人で家で仕事をするのと、チームで働く中で家から働くのはまた違った経験でした。そこで、今回は会社員としてリモートワークする上で学んだことを紹介したいと思います。
1)密にコミュニケーションを取る
リモートワークとはいえ、普通にオフィスで働いている時のように仕事をする必要があります。オフィスにいれば、質問や確認したいことがあればすぐに同僚に聞くことができますが、リモートワークしている間はそうもいきません。
私の場合は、チャットサービスslackを使って、頻繁にコミュニケーションを取っていました。毎日10時半にチーム内でスタンドアップ(座ることなく、立ちながら簡単に昨日やったことと今日やることを共有し合う)がありますが、これもslackのオンライン電話で参加。
リモートワーク中は、コミュニケーションを密に取ることが重要だなと思いました。
2)ネット環境が命
オフィスは、安定したネット環境をしっかり整えてくれているのでネット環境を心配する必要はありません。しかし、家ではそうもいきません。ドイツは、個人の家で使うインターネットはスピードが遅かったり、日によって安定しないことが多々あります。
私は、今回ドイツではない国でリモートワークしたのですが、ネット環境が不安定な時があり、思うように仕事ができない時間がありました。リモートワークするなら、ネット環境をしっかり整えなければいけません。
リモートワークといえば、「カフェで働く」ことをイメージする方もいるかもしれませんね。私もカフェから働くのもいいかも?!と一瞬思いましたが、ネット環境が不安だったので止めました。「カフェで仕事する自分かっこいい!」と酔いしれるより、ネット環境がしっかりある場所でちゃんと仕事した方が全然かっこいいですしね。
3)集中できる環境づくりを
日本で働くスペインの友人が、スペインに帰るたびに実家からリモートワークしていますが、いつも「家で働くと集中できない」と言っています。オフィスは「働く場所」ですが、家はほとんどの人の場合「やすらぎの場所」です。そこで、オフィスと同じくらい集中して働くのに困難と感じる人は多いのではないでしょうか。
家で働くと、通勤しなくていいので、その分時間の余裕があっていいと思う反面、やはり家にいると、仕事をする自分と仕事をしない自分との切り替えが難しいなと思いました。
リモートワークの方が効率よく働ける人もいるかと思うので、家でオフィスで働く時の同じくらい集中して働けるようになるのは今後の課題です。これからリモートワークをする人は、集中できる環境づくりに注意を払ってみてください。
4)スケジュールや時差の調整
今回私はスペインから働いたので、ドイツとの間に時差はありませんでした。しかし、スペインはドイツや日本と違って、昼食時間が14時半と遅めです。そのため、ドイツにいる同僚が昼食休憩に行っている間に私は働き、彼らが戻ってくる間に私は昼食の休憩へ。2時間くらいコミュニケーションが取れない時間が時間ができてしまいました。
同僚の中には、タイからリモートワークで働いている人もいます。タイとドイツとの間には5時間の時差があるのですが、彼はドイツの時差に合わせて働いています。
チームの中でリモートワークする場合、他の人のスケジュールや時差を調整する必要を感じました。ヨーロッパの会社で働きながら、日本からリモートワークすることは可能なのかな・・?仕事中に同僚とのコミュニケーションがそれほど必要とされない職種によっては可能なはずです。
最後に
初めてチームの一員としてリモートワークする中で、今回紹介した点は気をつけなければいけないと思いました。家で働くのもいいですが、総合的にみて、私はオフィスで働く方が好きですね。
でも、今回のように海外に滞在しながらも、リモートで働くことで休暇を使わずに済んだのはよかったです。うまく組み合わせれば、海外に滞在しながら仕事することも可能だと思います。リモートワークは一つの働き方として、雇用主も雇用者も活用していければいいのではないでしょうか。
ではでは。
関連記事
海外でも日本でも場所に縛られずに働く!在宅ワークが出来るお仕事12選