1ヶ月半の日本一時帰国中に、激しい歯痛に襲われ、海外旅行保険を使うことになってしまいました。限られた一時帰国中に歯が痛み出した時は、本当に泣きたくなりましたよ・・。結論から言うと、海外旅行保険で費用は賄うことができ、歯医者に行ったことで歯の痛みもすぐに消すことができました。
海外滞在中に思いがけず体調が悪くなったりすることはよくある事です。実体験に基づき、旅行中(長期海外滞在中)に歯が痛くなった時の対処法と海外旅行保険の使い方を詳しくしていきます。
歯痛が出て歯医者の予約まで
ドイツから日本に帰ってきてから1週間経ったころ。左の奥歯が定期的に痛み始めました。冷たいものや温かいものがしみるというわけではなく、ふとした瞬間にジーーンと歯茎が痛むのです。
知覚過敏かと思い、知覚過敏用のお高めの歯磨き粉を買い、様子を見ていたのですが、症状は全く改善せず。これ以上痛みがひどくなるのは避けたいと思い、歯医者に予約を入れました。
私はすでに日本の住民票を抜いているので、日本へ帰国時は海外旅行保険に加入しています。(ドイツで加入している健康保険TKの子会社が提供するEnvivasという保険です。)
歯医者に予約時に、日本の国民健康保険には入っていないこと、痛みがあるので海外旅行保険を使って治療したいことを述べました。
私が加入している海外旅行保険は、保険を利用する際に医者の診断書が必要と書いてあったので、診断書を書いてもらえるかも予約時に問い合わせておきました。歯医者さんは快諾してくださったのでほっと一安心。診断書の記入例をもってきてほしいと言われました。
歯医者の予約の日に持参するように、インターネットで診断書のフォーマットと作成例を検索しておくことに。
歯医者へ
予約の当日。痛みのある歯を見てもらいました。私の歯痛の原因は、なんと歯軋りだったのです・・。長旅のあとで疲れもあってか、歯軋りで歯茎に負担をかけてしまっており痛みが出てきたのだろう、というのが先生の見解でした。
この日は、痛みを和らげる薬を注射してもらい、痛みの原因になっているかもしれないプラークを取るため歯のクリーニングもしてもらいました。
治療後は、かかった治療費を実費でお支払い。今回の治療費が海外旅行保険で補償されてたとしても後払いなので、治療費は現地の通貨(日本円)で自分で払っておきます。
治療後に、診断書の作成例をお渡ししました。この例をもって先生が記入してくださるとのこと。そして数日後、先生が記入してくれた診断書を受け取りに行きました。
診断書の作成例
私の利用している海外旅行保険では、診断書に以下の内容を含むようにと規定されていました。
ー患者名
ー生年月日
ー診断(病名)
ー治療内容
ー治療日
先生には英語で書いてもらえるように、記入例は英語で記したものを持参しました。診断書を英語で書くのは病院側にとっては手間でしかないので、親切に書いてくださったこちらの歯医者には感謝しかないです。
海外旅行保険会社に申請
さて、ドイツに帰国してから、海外旅行保険の補償申請をしました。申請に必要だった書類は
ー旅行の開始日と終了日がわかる証明書(フライトの予約書等)
ー診断書の原本
のみ。封筒に必要書類を入れて、海外旅行保険会社の元へ送りました。
そして、1が月たった頃、海外旅行保険会社から私が立て替えた金額をユーロに両替された金額が銀行に振込されました。振り込みの後に、申請が通ったという内容の手紙を保険会社から届き、一件落着、となったのでした。
私の歯痛の治療には結局30ユーロくらいしかかかっていません。でも、ずっと加入し続けているこちらの海外旅行保険が、旅先で保険が必要になった時に本当に使えるということがわかって良かったです。旅先で怪我したり痛みが出て保険がなくて病院にかかれないのは辛いので、やはり海外旅行保険に加入しておくに越したことはないと学んだ出来事でした。